盗作の盗作

しばらく前から、小さくて出来の良いサイコロを探している。大きさは5mm以下できっちり直角と直線が出ているもの。浅草の助六でうっていた、サイコロと升のセットは、結構良さそうだったのだけれど、2300円と言われると、ちょっと手が出ない。1個でいいし升はいらないから、300円以下程度で手に入らないかと思っている。何しろ、8mm各なら、数十円で出来のよいサイコロは売っているのだ。
完全に満足できるサイコロは買い込んでいないのだけれど、まあまあのが
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これ。この写真は80mmF4に専用クローズアップレンズをつけていて、およそ2倍での撮影。
さて、このサイコロを、あるレンズの組み合わせで撮影したのが
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こちら。ピントは上面にあっていないし、何をやりたいのか疑問に思われるかたもいると思うけれど、サイコロの上面だけでなく、周囲の4面も写っていることにご注意いただきたい。実に、カメラに遠い位置のほうが大きく物体が写るという謎の状況が生じて、サイコロの5面が写っているのである。ちなみに、この写真のネタもとはNikonTechnical BulletinのVol.3。清水義之氏による「光学の基礎知識」である。そのなかで、清水氏は盗作と断って、サイコロの5面が写った写真を掲載している。悔しいことには、今回アップしたのより、はるかに出来が良い…。
さて、原理と、どうやって撮影するかについて。テレセントリックという言葉は、前よりは耳にするようになったものだけれど、この写真は単純にいうと、テレセンをさらに推し進めて、逆転させるような光学系になっている。今回、撮影に使ったのは
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こちら。左からニッコール50mmF1.4、52mmオスオスリング、52/58ステップダウンリング、70-300ZDレンズである。ズームの焦点距離は100mm強で使っている。ちなみに清水氏が用いたのは58mmF1.2のノクトニッコールとニッコール85mmF2の組み合わせとのこと。ノクトニッコールは上の写真と同様に反転して使っているとのこと。残念ながら家にはノクトニッコールはなかったので、代わりに転がっていたF1.4を使い、85mmF2の代わりは、ズイコー90mmF2や80mmF4マクロなどを試したのだけれど、結果的には手持ちのなかではZD70-300がもっとも台形に写っていた。絞りはF22まで絞ったのに、清水氏の作例よりピントの合っている範囲は狭い。あるいはニッコールの80mmF2の最小絞りって、32ぐらいまであったのかしら?もちろん、撮影側のレンズのNAが低いことも効いているのだけれど。
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by zam20f2 | 2009-04-17 20:21 | 科学系 | Comments(0)
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