円偏光コントラスト

結晶を軸を直交した偏光子の間に入れて撮影すると、偏光色で着色した画像が得られる。
c0164709_21455174.jpg

これは、ある意味よくある画像で、特徴的なのは丸く育った結晶の中心から十字に黒い領域が存在することである。黒い領域は偏光子の透過軸に平行か垂直な方向である。
まあ、黒い領域があっても悪くはないけれど、直線偏光板ではなく、円偏光板を用いると黒い領域のない写真が得られる。
c0164709_21481933.jpg

円偏光板は写真撮影用のサーキュラーポーラライザーを用いている。1枚は左円偏光で、もう1枚は右円偏光のものを用いている。どうすれば、右と左を入手できるかというと、いろんな種類を買ってみて、右と左になっているかをチェックするしかない。もし、左円偏光と右円偏光のどちらかをチェックしたかったら、適当なコガネムシを観察すると良い。
[PR]
by zam20f2 | 2009-05-18 22:11 | 顕微系 | Comments(2)
Commented by mijinco-plant at 2009-05-22 21:31
うおぉー カッコいいですねぇ
いつもながらの豊富な知識とすばらしい写真
勉強になります
コガネムシで分かるのですか、、
Commented by zam20f2 at 2009-05-24 23:06
コメント有難うございます。この手の写真は秋山実さんが有名で、秋山さんのサイトにいくと、もっと格好いい写真が山ほどあります。試料をいかに作るかが勝負みたいですけれど、今のところそこで負けています。
ところで、むかし、糀谷の知り合いのところによく遊びに行っていたことがあり、大田区のあのあたりの写真、面白く拝見しています。
<< 上陸 一般公開 >>