スリット幅・波長範囲

科学教室などでよく使われる透過型の回折格子をつけて、いくつかの光源の撮影を行っている。それについては、項をあらためるとして、まず、殺菌灯のスペクトル写真
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写っているのは、緑のやつが546nmのライン。黄土色っぽいのが、577と579nmが重なったラインだろうと思う。
画面上での線幅は緑が10ピクセル程度。横幅を600ピクセルにリサイズしていて、素子サイズが18mmなので、実サイズで0.3mm程度になる。撮影光学系は
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こんな感じで、紙の筒の中には150mm程度の単レンズが入っていて、ズームは70mm程度で使っているので、1/2縮小系なので、もとのスリット幅は0.6mm程度と計算される。スリットは、ビニルテープで作っているので、きわめて適当だけれど、0.6mmと言われると、そんなものかな気分になる。(というわけで、ナトリウムのD線を分解するのには、かなりスリットを細くしないと駄目なことが実感された。)
緑と黄土色の間は約79ピクセル。これが32nm程度の波長差になるので、600ピクセルの全幅では240~250nm程度の波長範囲が入っている。だいたい450nmあたりから700nm程度である。もうちょっと短波長側が広くなるようにしてもよいかなという気がしている。そうすれば、水銀の436nmのラインも入るので、全体の波長校正が楽になるだろうから。
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by zam20f2 | 2009-07-05 18:03 | 科学系 | Comments(0)
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