磁性流体

ひょんなことから磁性流体のデモ商品を手に入れた。
瓶の中で磁石がないとデレーッとしている。
c0164709_21312971.jpg

磁石を近づけると吸い寄せられる
c0164709_2132838.jpg

このデモ商品の優れていることは、瓶に磁性流体ともう一つの液体が入っていること。磁性流体だけだと、着色した磁性流体が瓶にへばりついて
c0164709_21331471.jpg

デロデロになるので観察がやりにくい。ちなみに、こちらは東急ハンズで買ってきた(楽天などでも売っている)、子ども向けの磁性流体観察キット(1200円くらい)の磁性流体を普通のガラスのサンプル瓶に入れたところ。その点、デモ商品は
c0164709_21351846.jpg

ときれいに観察できる。ちなみに、とげとげになる理由については、大昔に、かの有名なランダウおじさんが論文にしているはず。ということは難しい話なんだろうなぁと思いきちんとは調べていないけど、単純には界面張力と磁場エネルギーのバランスが効いているらしい。
ところで、磁性流体と一緒に入っている液体の種類だけれど、流石に開封しない状態では調べられないけれど、ハンズで売っている磁性流体の方は灯油の親戚のような油らしいので、それだったら水と混ざらないはずだから、ハンズで買ったサンプル瓶に水をいれて、その中に磁性流体を入れてみた。
c0164709_2139252.jpg

結構OKだけれども、油断するとガラス壁面に流体がへばりつくようになる。もう一工夫必要なようだ。
ところで、水と灯油の界面張力を下げたかったら界面活性剤を投入すればよい。つまり、食器洗いの中性洗剤を放り込めばいいはずである。でやってみたところ、
c0164709_21412462.jpg

と確かにとげは育ったけれど、磁性流体が水に一部溶け出してしまい、着色してしまった。着想はよさそうなので、きちんと濃度調整をしてみようと思っている。ちなみに、上の瓶は界面活性剤に加えて食塩も入れている。これは、水と磁性流体の密度を近くした方がとげがより育ちやすいと考えたため。界面活性剤と密度差の影響は別々にチェックした方がよいかもしれない。
[PR]
by zam20f2 | 2009-08-20 21:45 | 科学系 | Comments(3)
Commented by しょういち at 2014-07-28 00:23 x
こういうのオブジェ(おもちゃ?)作りたかったのです!
参考になります。
自作するにあたって、
水道水だと腐りそうですが、精製水ならだいじょうぶですかね?
Commented by ZAM20F2 at 2014-07-28 22:46
磁性流体の方から有機物が溶け込めば精製水でも腐るだろうと思います。ですから水と混ざらない、かつ容器の内壁に付着しない溶媒を選ぶことが重要だと思います。
あと、磁性流体はアメリカのサイトを探すと国内より安く入手できるかもしれません。
Commented by しょういち at 2014-08-07 00:19 x
返信ありがとうございます!
磁性流体からの有機物を忘れてました、、、
溶媒はもう少し調べてみます。
また、購入先も教えていただきありがとうございました!
<< 磁性流体その2 ぶらぶら >>