グラントムソン

しばらく前に出したニコルプリズムは戦前の偏光顕微鏡のコンデンサ側の偏光子。で、ふと、検光子の方を外してみたら、グラントムソンっぽい。というわけで、グラントムソンの持ち合わせはないと記していたけれど、持ち合わせがあることが分かってしまった。
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ニコルと比べてみると
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グラントムソンの方が口径が小さい。作るのがじゃまくさいからかしら。ちなみに、検光子側がニコルではなくグラントムソンなのは、光軸がずれてしまうと、頭が痛いことになるからだろうと思う。それにしても顕微鏡の対物レンズの後ろ側は暗い(F値のおおきな)光学系ではあるけれども、これだけプリズムが小さいと、特に低倍率の対物では、光がけられて暗くなるんじゃないかという気がする。
フィルム偏光子は、プリズム偏光子に比べると消光比が悪いし、波長に制限もあるけれども、薄くて大口径が出来るので、顕微鏡設計の点からは、すごく便利だとしみじみ思う。
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by zam20f2 | 2009-11-02 21:00 | 物系 | Comments(0)
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