オーヤマじゃないけどIris

ImageJでスペクトルにsmectic_gさんからいただいたコメントに対してrawファイルをImageJで読めるかたちにするのにステライメージの試用版では出来ないと記した後で、ImageJで読めるFITS形式は天文屋さんのファイルなので、天文用ソフトを探せばコンバーターがあるかもしれないとようやく気がついて探してみた。ら、発見されたのがIris.オリンパスだけでなく、ニコンやキヤノンの(というか、ニコンやキヤノンに対応しているのは当然、驚くべき事にはオリンパスにもと言うべきであろうが)rawファイルにも対応している。
これを使うとFITS形式(拡張子はfit)になり、ImageJで開ける。ただし、面白いのはRGBの3頁のファイルになるのでImageJでPlotProfileをするときに、3回に分けてファイルかする必要がある。もっとも、選択範囲は動かす必要はないので、ずれる心配はない。
というわけで、rawファイルをそのままFITS化したものと、オリンパスの現像ソフトで16ビットTIFF、JPEG、モノクロのJPEGにしたものをImageJに読み込んで数値化してみた。ちなみにTIFFも3枚になり、R,G、Bに分かれたデータとなる。
まず、JPEG
c0164709_21595373.gif

モノクロ化したものは、何故かブルーの方に妙なオチがある。カラーのJPEGに比べるとスムーズではあるが、でもかなり不自然な形状になっている。
続いてTIFF
c0164709_2222419.gif

驚くべき事に、縦軸が6万程度まである。まあ、16ビットだったら、6.4万まであるのは分かるけれど、でも、元のデータが16ビットもあるはずないので、やり過ぎだろうという感じがしてしまう。
最後に本番のFITS。
c0164709_2251976.gif

えーと、E3のA/Dは12ビットのはずなので、4000カウント程度まであってよさそうなのだけれど、これからすると、もっと露出を増やしても良かったかもしれない。あと、ダークが0でなく、70程度ある。
TIFFとFITSを比べると、プロファイルが随分と異なっている。さて、では、実際にスペクトルを計算したらどうなるかというと、ベース補正どうするかとか、3つの成分をどう扱おうかとか、思案中なので、そのうちに。

でも、天文用のフリーソフト、面白いですね。とりあえず、IrisとImageJの組み合わせはかなり使えそうです。
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by zam20f2 | 2010-09-01 22:14 | 科学系 | Comments(0)
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