ご都合主義的

フィルム回折格子とデジタルカメラの分光器の分解能を上げるには、スリット幅とピントの両方を最適化しないといけない。さすがに、学校工作用紙のみで作るのには限界があるので、安直な望遠鏡でも手に入れて、そして、接眼の代わりにスリットを入れようかと考えていた。
Webを探していたら、アームタイプの分光器のスリット側を使うという話があった。このWebのコンセプトは、家もしくは高校の教材室にある程度の物での工作なのだけれど、アームタイプの分光器が高校の教材室にあるかは、少し微妙なところだ……………
でも、家には転がっていたりする。大昔に、近所でやっていた古道具市の最終日に、2万円の値がついていたのを半額にしてくれるというので、発作的に買い込んだのだ。雪の降る中を持ちかえるのは結構大変だった記憶がある。
それにしても、使う事があるとは思っていなかったのだけれど、あるものは使うのが吉である。まあ、うちにあるということは、すべての家にはないわけではないことが証明されているからいいかとご都合主義的に考えることにする。
c0164709_20571191.jpg

これは、新に作った紙筒に取り付けたところ。先端部分にはスリットがある
c0164709_20571156.jpg

お約束の殺菌灯を撮影すると
c0164709_20571440.jpg

ちょっと、写っている波長領域が悪く、青のスペクトルが取れていないので、撮影し直さないといけないのだけれど(そんなのばかりだ)、横幅600ドットにすると、半値幅は1~2ドット程度。当社比で1/10程度になっている。また、長波長側は、今まで2本に分離できていないのが、綺麗に2本に分離された。さすがですね。で、ついでにタングステンランプのスペクトルも撮影してみた。
c0164709_20571659.jpg

[PR]
by zam20f2 | 2010-09-19 21:00 | 科学系 | Comments(0)
<< 二つのブラケティング 季節感 >>