試料の保存(自宅でできる液晶観察32)

・薬品の取り扱い時にはゴムやプラスチックの手袋をして、薬品が皮膚につかないように注意して下さい。
・風通しのよい場所で作業して、蒸気を吸い込まないように注意して下さい。
・薬品の保存は要冷蔵の物であっても、食品と一緒の冷蔵庫には入れないで下さい。

化学薬品の中には空気中の酸素や水分で劣化するものがあります。今回購入した物質では、MBBAは水分で劣化しますし、CMも酸素で劣化するだろうと思います。ただし、CMの方は、室温付近では固体ですので、劣化はそれほど早くは進行しないだろうと思います。
さて、薬品の保存ですが、MBBAを固体で保つためには、少なくとも日本の大部分の地方では夏には冷蔵庫に入れる必要がありますが、すぐ上にも記したように、たとえ密閉性の高い容器等にさらに入れたとしても食品用冷蔵庫には決して入れてはいけません。
うちには食品用以外の冷蔵庫も冷凍庫もありませんので室温で試料を保存することになります。この時、薬品に空気中の水分が入らないように試薬瓶の口をきちんと閉めるのは当然のことですが、それに加えて密閉した乾燥容器に入れるようにすれば、劣化を遅くすることはできます。
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密閉できる乾燥容器として、食品用と区別がつくように、ペリカン社の容器でも準備しようかと思ったのですが値段を見て、普通の食品用容器にしました。もちろん、試料と一緒に乾燥剤を入れるようにします。
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なお、液晶試料を廃棄した後は、この容器を食品用に転用したりはせずに、実験用の非食品の保存容器に使うか、使わないのなら廃棄するようにして下さい。
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by zam20f2 | 2011-03-02 22:07 | 液晶系 | Comments(0)
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