Grandjean steps

c0164709_7443841.jpg

キラルネマチック(コレステリック)液晶を一軸水平配向処理をした楔型セルに入れると、セルの両界面で液晶の配向方向が定まるため、セル内には半らせん周期の整数倍の捻れ構造しか存在出来なくなる。セル厚の変化にともない、セル中のらせん周期の巻数が変化すると、二つの領域の間に転傾線が走る。これはGrandjean stepと呼ばれ、のちにCanoによりこれを使ってコレステリック液晶のピッチを求める手法が提唱されたことから、Grandjean-Cano wedge cell method などと呼ばれている。日本国内だとGrandjeanはどこかに行ってしまってカノくさび法と言われることが多い。
写真は対物4倍×トランスファー2.5倍。中に入っている液晶のハーフピッチは1.7ミクロン程度の模様。色調が変わっているけれども、これはセルの厚みが変化しているため。隣の領域では
c0164709_7444166.jpg

という具合になる。
[PR]
by zam20f2 | 2011-04-19 07:55 | 液晶系 | Comments(0)
<< Grandjean step にわか地震談義(4) >>