なるほど・そうだねぇ

高校の先生とお話する機会があった。なるほどと思うことや、そうだねぇと思うこと多し。メモとして

・共通テストの数学の問題は、学力というより耐力が必要な問題になっているそうだ
高校で教える内容が減ったにもかかわらず、テストとしての難易度は保たなければならないために、場合の数を虱潰しにやらないと答にたどり着かないような問題になっていて、大学入試の数学の勉強とはまったく別の練習をしないと、共通テストでは点が取れない状況になっているとのこと。
共通テストは、基礎学力をきちんと評価するものだと思っていたけれど、この話からすると、どうも、違う状況になっているようだ。

・子どもより社会の方が大きく変わっている
今でも、生徒さんには、きちんと話せば、最初はぐちぐちしていても、時間と共に分かってくれるという。一方、クレームをつけてくる親の方は、言葉尻を捉えて、謝罪を要求するパターンが多く、論をつくしても、平行線にしかならないことが多いらしい。また、担任を飛び越して、校長にクレームが行ったり、大学の付属学校だと、大学に直接行くことが増えているとのこと。
西の方の小学校には、昼食時に「いただきます」と言うことに対して、ある親から「その分の金は払っているのに、なんで『いただきます』と言わせるのだ」というクレームがあって、笛の合図で食事をはじめるようにしたところが出ているという。そんなクレームを通した親が、中学、高校とクレームを続けるので、かなり対応が楽ではないという。また、全体の話をするべきはずの場で、自分の子どもに関するクレームを繰り返すために、全体の進行が出来なくなるような状況も出ているらしい。

・落とし穴を経験させるのが難しくなっている
理解できないのは、教え方が悪いという流れになっていることもあり、生徒が落とし穴にはまって、自力でなんとかするような経験が、様々な分野で少なくなっている。これは、実際には、自分で物事を考えないことにつながっているっぽい。それは分かっているのだけれど、現在の流れの中で、現場の個人でそれに対抗することは、困難である。
なんか、小学校から大学まで、ほんとに、子どもが痛い目を見ない様に、まわりで保護するようになっている。そのまま、社会もほんわりしていたら、それも悪くないのだけれど、残念ながら、日本の会社も日本国籍じゃない人も積極的に採用するようになっているし、非日本国籍のトップが出現したりするようになっている状況では、その時点で非常に不利益を被る危険性が高いだろうと思う。
おそらく、多くの人は、それを、漠然とは認識しながら、でも、それをどうにか仕様とする余裕は持ち合わせていない。どうしたものなのだろう……………
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by ZAM20F2 | 2011-08-24 08:12 | 文系 | Comments(0)
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