エアーカウンター

発作的に、エアーカウンターを買った。あまりに発作的だったので、定価が下がったことも認識していなく、割高な買い物になってしまったのだけれど、週末のうちに欲しい事情があったので、そこはあきらめる事にした。
で、問題は測定精度である。そもそも、これを買おうと思ったのは、センサーがフォトダイオードだったため。ガイガーカウンターを使っているタイプは、F&F掲示板の「No.30095 コクセンのガイガー」の流れによると、低線量領域で、下駄が履いていて高めにでる傾向があるらしいので、パスをすることにした。ガイガーを使っていないのとしては、ホリバの蛍光物質を使ったやつがあるけれども、さすがに10万を越える価格では、気軽に買うわけにはいかない。で、手頃そうなところで、とりあえず、ガイガーでない、これに落ち着いた。エアーカウンターは、光検出素子のフォトダイオードを真っ暗な状態においた物が検出部分。光が当たらないから、信号が出ないかというと、X線などが素子を通過すると電流が発生して信号となる。本来だったら、測定ノイズになるような信号を増幅して、それで放射線量を量っているので、アンプの精度で下駄や線型性が、フォトダイオードのサイズで、測定のばらつきが決まるのだろうと思う。一応は、それなりのスペックが示されているので、まあ、それほど悪くはないだろうと思った次第。
とはいえ、比較できる、信用できる測定値がないと、真っ当な測定結果が出るのか、それとも、はかっているふりをするだけの、エアギターならぬエアカウンターなのか分からないのだけれど、幸いなことに2ヶ月前に、知り合いさんが、そこら辺の地面直上の値をホリバのではかってくれていた。
で、だいたい似たようなところをはかって比較することにした。
c0164709_1427356.jpg

ここは、ホリバでも0.14の値が出ていた。それ以外も0.03から1程度まで、だいたい20%程度以内にはおさまっているようで、それなりに真っ当な値を出していると思ってよさそうだ。ちなみに、2ヶ月程度たっても、除染作業をしないと、値がほとんど変わらない模様だ。
ホリバと比べると、
1,測定時間がとにかく長い
2,最小感度が1桁悪い
という違いがある。1については、街中の値をはかって回るのでなかったら、問題になることはないと思う。特に、家庭などで、側溝などの気になる値をはかるのだったら、エアカウンターで十分だろう。最小感度が1桁悪いにしても、値として問題になるのは、エアーカウンターの最小桁より1つ上の桁なので、とりあえず、それほど気にしなくてよい程度の値なのか、それとも、もっと正確に計るべきかのスクリーニングとしては十分な精度だろうというのが、少しばかり使っての実感。
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by ZAM20F2 | 2011-10-30 14:50 | 科学系 | Comments(0)
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