LWDコンデンサ(自宅で出来る液晶観察:番外編)

液晶観察では試料を室温以上に保持するためにホットステージを用いる。そうなると、顕微鏡ステージから試料面までの位置が10mm程度は高くなる。一方、市販の普通のコンデンサレンズは作動距離が1mm程度しかないため、ホットステージ組み合わせだときちんとしたケラー照明ができない。
ニコンでは作動距離10mmのコンデンサを出しているけれど、この前作ったホットステージは、試料面まで13~14mmはある。また、ニコンの長作動距離コンデンサはネットオークションにめったに出てこない。現行商品なので定価で買うことはできるので、最終手段はそれだとしても、もう一声作動距離が欲しいのである。
などという話をしていたら、ご近所さんが「それなら倒立顕微鏡用のLWDコンデンサが使えますよ」と教えてくれて、また、オークションの出品情報も伝えてくれた。
という事情をへて、家にやってきたコンデンサを顕微鏡につけてみたところ。
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その状態で、視野絞りを開いた画像
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と視野絞りを閉めた画像
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きちんと視野絞りの輪郭が出ていて、幸せな気分になりますね。
ご近所さんから教えていただいた情報は、人によっては数十万円の価値がある。それを、教えて下さった方に断りなく、Webに上げてしまったわけだけれども、こんなWebを見てその情報を生かせる人は、かなり顕微鏡についての知識を持っている人に限られるので、良いかなと考えた次第。
ちなみに数十万円という意味は、偏光顕微鏡用のホットステージに対応できる作動距離のコンデンサは、米国のホットステージメーカーが出しているのだけれど、その価格。昔、人に相談されて教えたことがあり、その人はそれを買ったようなのだけれど…。今回のことがばれませんように……………
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by ZAM20F2 | 2012-02-27 08:25 | 科学系 | Comments(0)
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