ケント英式烏口だけれど、先端部分に特殊鋼を使っているタイプだ。特殊鋼はもちろん、硬度の高いもので先端の摩耗が少なくなる効果がある(研ぐ間隔が長くなる。でも研ぐのに手間がいるだろうと思う)。
見てのとおり、途中で鋼がついである。おそらく根本の蝶番のような複雑な構造を硬い鋼で作るのが大変なのでこうなっているのだろうとおもう。
裏側も途中で鋼をついでいる。
ところで、英式烏口は根本が蝶番で開くようになっているので、独式のように烏口自体にはバネの復元力がない。そこで、根本のところに小さなバネが入っている