今日の太陽

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金環日蝕から3日すぎたのだけれど、今日も太陽はちゃんと光り輝いている。

これって、金環日蝕よりすごいことだと思いませんか?
いや、だって、日蝕は古典物理の枠組みの中できちんと説明できるし、それどころか、古典物理が完成するはるか前から予測可能だった現象であるのに対して、太陽が光り輝いている理由は、量子力学が出来て、ようやく理解された現象なんですから。そしてまた、太陽の活動周期の変調とか、未だに何でそうなっているのか分かっていないけれど、私たちの生活に直接影響を及ぼす力をもった謎の天体であるわけで。
中谷宇吉郎は「簪と蛇」の中で自然に対する畏敬の念という事を強調しているけれど、今回の金環日蝕による太陽への注目を使って、太陽が光り輝いているという、当たり前過ぎて誰も感動しないことがらが、実際には金環日蝕なんかより、遙かに感動すべきことなんだよと教えてあげるよい機会だったんだと、金環日蝕後に、太陽の話が急激に世の中から忘れられていくのを見ながら感じている。
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by ZAM20F2 | 2012-05-24 06:22 | 科学系 | Comments(0)
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