中味に関連のある事物

「人は自分の中味に関連のない事物に関しては、いくらその前を通過してもとうてい気づくことはできない。」というのは、辻まことが岳人の言葉で昔の人の言葉として紹介している話だけれど、確かに、北緯50度の街に行こうが、ポンジュースをそこら中で売っている街に来ようが、足が向くのはスーパーマーケットを含む食料品店と文房具屋と古本屋だったりする身としては半分のあきらめをもって同意しない訳にはいかない。
この街はポンジュースを売っているだけでなく、よい海のそばにあるだけあって、地物のさかなは新鮮で値段も手頃なのが多い。でも、釣り物のアジの良さそうなのはなかなかに高価だ。逆に言えば、その価値が分かる人々が住んでいるのだろう。とは言え、北の方の海から刀のような魚も入っている。流石に鮮度は東の方の大都会で食べるのと同レベルだろうと思う。流通の悪かった時代には、このあたりの人はこんな物は食べておらず、もっと地物の旬で鮮度の良いものを食べていたのだろうと思うのだけれども、どちらが幸せなのだろう。
さて、食品はおいといて文房具屋。
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駐車場となってしまった空き地の隣は
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と貫禄のあるお店。画材も扱っているので製図用品は期待できる。ケント英式の在庫があるだろうと思いながら中に入った。確かにケント英式の在庫もあったのだけれど、HAFF社のドロップコンパスが転がっていた。少し前に「流通在庫(もしあれば)」と書いたばかりだったのに…。発作的に保護してしまったので、いずれ写真でもと考えている。
それから、アーケード街の中の文房具屋。2階への階段には
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複数形なのだろうけれど、カタカナで書かれると、なんかビックリするものがある気分になる。で上がっていったらFABER CASTELLのドロップコンパスが転がっていた。いや、ほんとに驚きましたとも。看板に偽りなしというやつだ。
それからしばらく行ったところの古本屋。
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これは、なかなか圧倒される。でも、本を探すのは大変にやりにくい。
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by zam20f2 | 2012-09-16 19:15 | 文系 | Comments(0)
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