北緯33.8度の街の博物館(承前)

北緯33.8度の街の博物館は大きく4つのコーナーに分かれている。入ってすぐは自然史関連、続いて地域史、生物関連、考古学関連という流れだ。
明らかにディスプレイ屋さんの手が入っているのだけれど、入り方のバランスがわりとよい印象がある。この手のディスプレイ屋さんというと乃村工藝社と丹青社が大手になるのだけれど、この2社が展示をやるようになってから、地域の民俗館がつまらなくなったというのは、ある民俗学者のつぶやき。要するに、どこに行っても展示の流れは同じで、足を踏み込んだ瞬間にどちらが扱ったかが分かるという。もちろん、地域ローカルのネタを取り上げているのだけれども、料理方法が全国共通では折角の素材が台無しになる。
で、北緯33.8度の博物館だけれども、予算が十分でないのか手作り感のところが残っていて、それがよい感じなのだ。
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の鉱物の見せ方は古典的でよいし
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と外に触れるのがあるのもよい。
そして、
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の説明は
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研究者が伝えたいこと、ディスプレイ屋さんには思いもつかないことがきちんと出ている。それが、見た目かっこいいディスプレイでなく
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と岩肌の上を手を滑らせられるように置いてあるのは最高だ。
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by ZAM20F2 | 2012-09-17 16:13 | 科学系 | Comments(0)
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