あたりまえの確認

接写台を組み立てたのは、普通のカメラとレンズで対物ミクロメータをどこまで解像できるか確かめたかったから。単純に考えると、カメラの画素が5ミクロンピッチで、対物ミクロメータが10ミクロンなので、撮影倍率が2倍なら解像できるけど、等倍だと解像できないはずである。
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これは撮影倍率6倍
c0164709_75488.jpg

真中を切り出すと
c0164709_795224.jpg

と対物ミクロは解像出来ている。
c0164709_79536.jpg

は2.5倍弱
対物ミクロのを切り出すと
c0164709_7104139.jpg

とこちらも解像している。
c0164709_7175289.jpg


は1.8倍ぐらい。真中を切り出すと(ここからは切り出して倍にしている)
c0164709_7122985.jpg

と何とか解像している。最後の
c0164709_7125426.jpg

は1.2倍程度。真中を切り出して拡大すると
c0164709_7134516.jpg

と10ミクロン線はもはや解像していない。
使ったレンズは6倍がOM38mm、残りはOM80mmマクロ。カメラはX50
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by ZAM20F2 | 2012-10-19 07:19 | 顕微系 | Comments(3)
Commented by 近くの人 at 2012-10-19 13:26 x
大変興味深い記事です。もしできればマクロ80mmの絞りと、照明法について教えていただけませんでしょうか。透過照明にみえるのですが。。

それから撮影倍率1倍程度のWDから予想されるNAは幾つくらいになるのでしょう。(レンズは解像しているのに)サンプリングの定理的に分解できない場合(今回のケース)と、そもそもレンズで像ができていないケース(画素数が十分に大きな場合)があると思います。
Commented by ZAM20F2 at 2012-10-20 10:18
照明は、散光照明です。その割にはゴミがよく写っていますが…。と業界用語を使ってみましたが、単にライトボックス(スライドフィルムをルーペで見るときに使う照明台)の上に置いただけです。80mmの絞りはF4または、5.6でやっています。撮影倍率と有効絞りの関係式はFef=F*(1+M)なのでもとの絞りがF4だと等倍でF8、2倍でF12相当になってしまいます。ですので、像面解像度R(本/mm)=1/1.22λFexなので、波長を500nmとして、等倍でミリ200本、2倍でミリ140本程度です。ですので、レンズ自体は像面で解像できていると思います。
Commented by 近くの人 at 2012-10-20 10:45 x
教えていただきありがとうございます。勉強になります(勉強します…)。
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