にわか地震談義 20121207

品川を出た新幹線の室内灯の一部が突然消灯して、そしてゆるゆると緊急停車した。最初は車両点検と言っていたのだけれど、すぐに東北地方で大きな地震があって、東京-熱海間で停電したというアナウンスが入った。
動いていたせいもあって、揺れは認識していなかったのだけれど、そんな放送を聞いて真っ先に思い浮かぶのは、明治三陸地震の余震の昭和三陸地震。揺れは小さかったけれど大きな津波が来て被害をもたらしたものだ。特に地盤沈下した今の状況で津波が来ると、沿岸に再び大きな被害が生じる危険性があると思った。
幸い津波は大きくなかったけれども、残念ながらM7.3程度では、これで沖合の余震は終わったといえる大きさではないと思う。まだ、数十年にわたって、かなり規模の大きな津波がやってくる可能性があると思っていなければならないだろう。
海溝の外側で生じた正断層型の地震で、多分、これまでの海洋底の潜り込み時の折れ曲がりで上面に正断層ができるという説が、1000年に1度の内陸側の大地震で生じた歪みにより海溝の外側に張力が働いて正断層が出来るという認識を確立する例になるものなのだろうと思う。

新幹線の中で後ろの座席に座っていた、サラリーマンの一団は携帯を使って東北に地震と津波警報が出ているという情報を得ながら、平然とどうでもよい話を続けていた。その前に、日本ので電気料金が高すぎて企業が逃げ出しアジアのガラパゴスだなんて話をしてたくらいだから、自分のもうけに直接関係ないことに興味がないのか、心の中で悪態をついていた。

ところで、新幹線、停電になるとトイレも使えない模様(そのようなアナウンスが入っていた)。今回は10分程度で停電が回復したけれど、これがもっと長い停電だとかなり悲惨なことになるだろう。そういう意味では、非常時にタフなシステムではなさそうだ。
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by ZAM20F2 | 2012-12-08 11:56 | 科学系 | Comments(0)
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