流体はかならず漏れる

春夏秋冬さんの「流体はかならず漏れる」を見て、大昔に化学系プラントの工場見学をしたときのことを思いだした。その工場には自家発電か何かのためのタービンもあったのだけれど、説明して下さった会社の方が「タービンは年に1度は点検しないといけないので面倒だけれど、配管は漏れが出るまではほっといて良いからはるかに楽だ」と話された記憶がある。化学プラントの配管などの場合は、パイプの断裂等の事故が起きても、被害は工場内部にほぼ収まるので、そんなやり方でも大きな問題はないのだろうと思う。もちろん、定期点検はあるのだろうけれど、パイプの肉厚みたいなコストのかかるチェックは実質不可能だろうと思う。
原発については、あるいは法律でチェックが義務づけられているかもしれないけれども、もんじゅの点検漏れをみても、法律が遵守されているとは限らないことは明白で、手抜きやヒューマンエラーがあっても大丈夫なシステムでない限りは、いずれは事故が起こることは必至なのだろうと、改めて感じている。
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by ZAM20F2 | 2013-08-26 07:49 | 科学系 | Comments(0)
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