にわか地震談義(昨日の地震)

昨晩の地震は結構揺れている時間が長かった気がする。
目が覚めたので、強震モニターを遡って眺めたら、福島のかなり沖の方が震源っぽく、津波が来るのではないかと不安だった。幸い、人的被害がでるような津波はなかったけれど、震源をみると海溝の外側で、なおかつ、CMT解は正断層なので、3.11の時に動きすぎて引っ張られた地殻が裂けたのだろうなと素人考えをしている。
何度か書いたけれど、3.11までは海溝の海洋側にある正断層は海底地殻が潜り込む時に、上面には引っ張り張力が働くので、それで発生するとされていた。確かに、岩石は圧縮よりは引っ張りに弱いだろうから、頭から否定はできないけれど、でも、3.11と今回の地震などを見ると、海溝の外側の正断層は普通に生じるものではなく、3.11のような地震の余震として生じる物だろうと改めて感じる。
ところで、今回の震源は、3.11で最も地殻が動いたところよりは南にある。このため、3.11により生じる、このタイプの余震の最大のものは、まだ残っていると考えるべきだろう。そして、その最大余震域の南側が裂けたということは、最大余震域の南端は歪みが大きな状態になっているはずだろうと思う。というわけで、いずれ今回の地震の北側で同じタイプの、でも規模が大きなものが発生し、その時には、昭和三陸地震のような津波が発生する可能性は、今回のものが前震と呼ばれるようになる場合も含めて、結構あるだろうと思う。
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by ZAM20F2 | 2013-10-26 16:23 | 科学系 | Comments(0)
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