カッターナイフの刃先角度

カッターの刃先角度を測定するのには、刃先に光をあてて反射方向を測定するか、垂直反射するように刃の角度を調整してその時の調整角度を読むかの何れかの方法を使うのが普通だろうと思う。
2光束干渉対物レンズでは顕微鏡の光軸に対して反射面が垂直かが感度良く測定できるので、後者の刃の角度を調整する方法となる。そのために必要なゴニオステージは
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と手元にある。こんな事もあろうかと、ネットオークションに出ていたのを拾っておいた品だ。

先ず、普通の対物での写真
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これなNTの普通刃。右側も刃先部分だけれども、随分と荒い研ぎとなっている。左側の本当の刃先はさらに細かい研ぎになっているけれども、さらによく見ると、刃先の先端近くにもう一段の線が見えている。
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これはカッター刃を10゜傾けた撮影。2段刃の初段を挟んで左右を撮影している。左側は等高線が走っているので、高さが変わっている(水平でない)ことが分かる。一方の右側は同じ色が結構左右に走っていて水平に近い。というわけで、荒く研いでいる部分の刃先角度は片側10゜という感じだ。続いて、角度を12゜にすると

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と中間部分の等高線が伸び、右と左の両側に狭い等高線が見える。というわけで、中間部分の角度は12゜。そして、さらに傾けると

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と先端部分が水平になる。この時の角度は16゜。というわけで、NTの白刃の普通のカッターの刃先角度は32゜ということになった。
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by ZAM20F2 | 2014-05-18 09:21 | 物系 | Comments(0)
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