会社の研究所でカッターナイフの使用が禁止されているという伝聞について

複数の人から会社の研究所でカッターナイフの使用が禁止されているという話を聞いたことがある。

指をざっくりと切るような事故が発生すると、再発防止のためにカッターナイフが使用禁止となるのだそうだ。一人の方からは、使用禁止となると刀狩りならぬカッターナイフ狩りがあり、カッターナイフが一掃されると伺った。

もちろん、そうなると不便なので、ヤミカッターナイフの持ち込みがおこり、だんだんとヤミカッターナイフが増えて、そのうちにまたけが人が出て、改めてカッターナイフ狩りが始まるのだそうだ。

もちろん、公式にはカッターナイフの使用が禁止されている訳だから、外部講師を招いての実技込みの講習会などで、カッターナイフを使いたいという要望があると稟議書を出すような話になったりするらしい。

カッターナイフ禁止の所では、紙の切断にはカッターナイフではなくハサミを使えという話になるらしいのだけれど、ハサミとは別にカッターナイフが存在するということは、ハサミでは不足の状況が存在するということで、カッターナイフの禁止により、随分と非効率になっている作業もあるのではないかと思う。

ところで、カッターナイフの事故だけれど、大抵は刃の出し過ぎと、刃が動く方向に人体の一部があることによって発生する。両方とも、カッターナイフの安全使用のイロハに反する使い方だ。

自分自身、少し前にカッターナイフで指先をざっくりとやってしまった身の上で、面倒臭がらずに作業にあった工具を使うべきだと改めて思っているのだけれど(空中に浮いている6mm程度のプラスチックチューブをつぶさずに切断したいという状況でやってしまった)、普通の状況下なら、作業者が多少は不注意な人間でも道具で作業の安全性が確保できないかというのは、頭の中には引っかかっていた。

というのは、刃を出し過ぎないのはイロハと記したけれど、昔に顔を出したことのある成人向け工作教室で、講師の先生がカッター使用時の注意として「刃を出し過ぎない」というのを力説していたところを思いますと、安全使用のイロハは決して世間的な常識にはなっていないだろうと思えるからだ。

で、ホームセンターでふと見て買い込んだのがタジマツールのカッター用定規
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上から見るとアル助のような風情なのだけれど、斜めから見ると
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と見ての通り、カッティングエッジのそばにガードが立っていて、これなら、ものすごいうっかりものでない限りはカット線の延長に指を置くのは不可能だ。本体が透明でないために、アクリル製のカッティング定規に比べると、カット線を合わせにくいのが難点なのだけれど、カッターナイフの使用を禁止するのではなく、この手のものを導入するのが良いようにおもう。
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by ZAM20F2 | 2014-05-25 18:23 | 物系 | Comments(0)
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