インダクタンスと静電容量(少年技師の電気学)

前回は三相交流を紹介したけれども、交流にかかわる水流をつかった説明は、さらに進んで
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とコイルのインダクタンスを弾み車を使って説明している。また、コンデンサについても
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との説明がある。ここで、山北は一応の説明をしながら、水流を使った説明が不正確なものであることを明言している。これは非常に重要なことだ。分かった気になる説明を信じてしまうと、それ以上のことを知ろうとする意欲は薄れてしまう。それ故に、説明のレベルを示して、その先があることを示しているのは読者の意欲を誘うものになる。その先で、水流を離れて
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と電磁誘導の話が続き、その先で再びインダクタンスに戻ってくる。最初から難しすぎる話になるのを避けて、2段構えで話を進めるスタイルは今日でも参考になるものだ。ここまでの話は、原理に関することだけれども、山北が前書きに書いているように、この本はあくまでも模型を作ろうとする少年技師を対象にしたものなので、原理が一通り終わった後は
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と実際の部品の話、そして実際の電気回路の話へと展開していく。
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by ZAM20F2 | 2014-08-04 21:17 | 科学系 | Comments(0)
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