おすとひく

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なオブジェクトがある工務店で中国・韓国・日本の宮大工の展示をやっているのを知って出かけた行った。この工務店は大工道具博物館も持っていてWebにも大工道具の解説が充実している。

大工道具も国によって随分と違う。
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日本の鉋が引いて使うのに対して、西洋の鉋は押して使うのは有名なところだけれど、中国の鉋も
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押して使うどころか、韓国の鉋も
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伝統的なものは押して使っていたそうだ。これらの鉋、逆向きにおいた方が良いかも知れない。
それにしても韓国の
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この鉋は随分と面白い刃が付いてる。刃と言えば中国の鉋の刃は薄い。
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板一枚で作っている感じだ。刃を真上から写すと
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となる。

刃のつきかたといえば釿(ちょうな)の刃の付き方も違っていた。
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韓国の釿は片刃なのに対して日本の釿は
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両刃だ。日本のこの手の道具でも臼を削るものなどは片刃だけれど、板や丸太をはつるものは両刃が普通だと思う。映像を見た限りでは、韓国の釿ははつり跡を残すのではなく、鉋をあてるまえに大きく形を整えるのに使う印象だった。

のみは韓国も日本も片刃だけれど、
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日本ののみが木柄なのに対し、韓国の伝統的な鑿は
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全鉄製だった。


それにしても、日本の鉋がどこから引いて使うようになったのか不思議なところだ。



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by ZAM20F2 | 2014-09-28 09:28 | 物系 | Comments(0)
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