キリ、ノコギリ

鉋は押すと引くでも形状は似ている。でも大きく形状の異なる道具もある。
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は中国の弓錐。日本の錐は手でもむように扱うけれど、それに比べると遙かに効率が良さそうだ。日本の道具の中で錐だけは他国に比べてやたら原始的な気がする。あるいは木ねじの類が存在しなかったことと関係あるのだろうか。
おいてあった中国と韓国の鋸は
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な枠鋸。葉の部分を見ても
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となんか縦引っぽい形状だ。これに対して日本の鋸は
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のような一人引きで横引きと縦引があるのが普通。
村松貞次郎さんの本には、日本の大工が座る姿勢で作業をおこなっていたことが日本で引く工具が発達した理由と書いてあったような記憶があるのだけれど、でも、なんで引く作業になったのかが不思議な気がする。

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by ZAM20F2 | 2014-10-01 22:00 | 物系 | Comments(0)
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