黄色LED下の色味、そしてOly-E3のR/G切替波長について

発光ダイオードにはRGB以外の色の物も存在する。もっとも、ピンクのLEDなどはピンクが色度図のスペクトル軌跡にはないので、複数の波長が混ざった品のはずだ。手元には、あと黄色のLEDもある。
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紙に照射すると
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だ。出し忘れた赤をここで出しておくと
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と、赤とはきちんと違った色味になっている。このLEDでカラーチャートを照明すると
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となるのだけれど、今までの青/緑/赤のLED照明とは微妙な違和感がある。いくつかのマスで色味が違ってしまっているように見えるのだ。例えば、下から2段目の左から2列目と3列目は、マス内のR値が125程度で同一だが、G値は45と25と異なっている。Bは両方ともほぼ0だ。カラーチャートを普通の光で撮影すると
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で、緑と赤で色味が違って写っていることが分かる。
こうなってしまう可能性の一つは黄色が単色光でないことなのだけれど、スペクトルを調べてみると
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という具合で黄色のみが特に幅が広いわけではない。実は青色(紫でなく緑に近い方)で照明した場合も、BとGのバランスがマスによって多少は異なっているのだけれど、目で見て色調まで変化した感じはしない。黄色の照明の時に色調変化が目立つということは、使っているデジカメ(E-3)のRとGのフィルターの境界がこの付近にあって、LEDの波長範囲の何処が強く戻ってくるかによって、R画素とG画素の比率がそれなりに変わってしまうのだろうと思う。GとBのフィルターの教会は恐らく500nm付近にあるのだろうと思うのだけれど、きちんとチェックするにはLEDではなく分光器が必要だ。
ところで、黄色のLEDだけれど、考えて見れば信号には必要な部材で、だから出回っていたのかとスペクトルを長めながら感じた。それぞれのLEDのxy値を色度図にプロットすると
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となる。色度図はColorACを使って描いている。Phononさんによる使い勝手のよい色度図作成ソフトだ。
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by ZAM20F2 | 2014-12-23 19:07 | 科学系 | Comments(0)
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