国産顕微鏡100年展は地味に行われている。何しろ、もよりの駅構内にある
展覧会案内には影も形もないし、公園の中にある、開催しているはずの博物館の広告も、次の特別展の予告だけだ。
その分、特別展料金ではなく通常展の料金で入れるのだけれど、通常展示は現在大幅に改装中で見られる部分が随分と減っているので、その期間は通常展の料金を安くしてもバチはあたらないと思う。
さて、中に入ると、エントランスホールには、前のエントリーで出した、張りぼての顕微鏡があり、その両脇の二つが企画展。といっても、向かって右の部屋は通常展示の顕微鏡の部分を使っているだけだ。
というわけで、
は毎度おなじみの顕微鏡。そして、
もおなじみのレーウェンフックのレプリカなのだけれど、斜めじゃ無くて正面から見ようとすると
あれれ、隠れてきた
全部隠れてしまった…………
とすごく謎の展示体制。そして、後ろに見えている球体は
フックの顕微鏡のレプリカの照明用コンデンサ。こちらも正面からは見えない斬新な展示手法を使っている。
この展示、どうにかして欲しい。