昨日と同じ液晶中の析出物で、昨日の隣の場所は実に
とループしている。角度を変えると
なんだけれど、眺めていいるとループの部分は直線の下を通っているように見える。
不思議さはいろいろある。
一点目はループを描くこと。基本的に、アキラルなものにアキラルなものが混ざっているはずなので、本来ならまっすぐに針状にでも育って欲しいところだ。あえて、こんな感じで曲がる理由がない。背景が暗いからには液晶の配向も均一(で画面に対して垂直)で、液晶によって成長が規制されたはずもない。
それに、キラルな分子だったとしても、分子レベルでキラルなものは、大昔の立花太郎先生の仕事をみても、電顕レベルのねじれ構造になってしまいがちで、こんなにおおらかなカーブは描かないだろうと思う。
二点目の謎は、結び目がループの出発点と同じ場所になっていることで、これが偶然なのか、それとも何らかの必然があるのかは、まったく見当もついていない。