流れる固体(その4)

本のタイトルは「流れる固体」なのだけれど、「流れなくなる液体」も取り上げられている。
力を入れるとかたまるのだけれど、力がかからなくなると流れてしまう様子を写真と
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原理を示した図で解説している。
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ここまでは非ニュートン液体の話なのだけれど、それに続いて氷河のように時間スケールにより固体にも液体にも見える物質の話に続いていく。

例としてでてくるのはキャラメル。身近な物で簡単にできる実験を見せている。
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さらにアスファルトを破って出てくる植物の話。
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いわゆる「ど根性系植物」がもてはやされる前の本だけれどもこの本を見ると、理由も考えずに植物の根性とやらに感動するのではなく、アスファルトが流れる固体であることの不思議さをきちんと感じるべきなんだろうなと思えてくる。


流れる固体に続いて出てくるのは弾性のある流体。これも納豆の粘液や卵白のような身近なものから例が出てくる。

もっとも、これらの材料では粘性の高い液体と弾性もある液体の区別はつきにくい。そこで、粘性だけの液体として水飴を示し、加熱した亜麻仁油で弾性もある液体を示し、違いを際立たせている。
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這い上がる液体なんていうのは、思わず自分で試したくなる実験だ。
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この先、バネとダッシュポットによるモデルの話へと続いていく
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by ZAM20F2 | 2015-07-25 20:56 | 文系 | Comments(0)
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