保護活動

マツムシソウの湿原へは諏訪側から入ったのだけれど、急ぐ旅ではなかったので、久し振りに農具刃物工場の金物屋へと出かけた。
特に捜し物があるわけではなかったのだけれど、店を見ていたら、革製の鉈ケースがあったので、買い込むことにした。大分前に出した國秋の鉈鎌はこの手のケースに入れているのだけれど、ケースは随分と草臥れてきていて、代わりが欲しいなぁと思っていたところだ。
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価格は、1200円とリーズナブルだったのだけれど、なんか、それより高い値札も見ている……
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前にも書いたけれど、定正の自製の刃物には切味本位というラベルがはってある。
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これが、自製でないものは定正請合になるというのは前に書いたところだけれど、何気なく剣鉈を抜いてみたら、本体に「定正請合」の刻印……。えーと、ということは剣鉈自製ではない?! というわけで、思わず、普通の鉈を見てみたら、請合の刻印はないのだけれど、何故か刻印は「特製」。本体の刻印は、普通品には特に何もなく、上級品には「別上」の刻印があった。別上だったら、確かに上物だけれど、特製だと、製造に気をつかったかもしれないけれど、結果が上物になったかは保証されていないような気もする…… というか、前と刻印が違っているということは、職人さんがかわったのか、何かが変わっていることを示唆している。というわけで、並んでいた鉈を次から次へとチェックした結果、一本だけ見つかった別上品。
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思わず保護してしまった次第。
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by ZAM20F2 | 2015-09-08 20:22 | 物系 | Comments(0)
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