自称マニアックな人をマニアックだなあと思うことが少ないことについて:自戒を込めて

個人的な経験の範囲では、本当にマニアックだなぁと思う人の口から、自分自身のことをマニアックであると言うのを聞くことは少ない。

これは、考えてみれば当たり前の事である。というのは、それらの人が行っているのは、その人の論理的必然の結果であって、マニアックであると思われるためにやっているのではないからである。マニアックに見えるのは回りの人から見た行動パターンであって、その行動を引き起こしている原因ではない。従って、それらの人に「マニアックですね」と云うと、マニアックであることを否定した上で、如何にその人の行動原理は単なる拘りではなく、合理的で必然的なものであるを説明してくれるのが素直な応答である。

その人にとっては、世間の人が同じようなことをやらない理由の方が謎なのである。とは言え、マニアックであると言われ続けた結果として、世間的には、その人の行動パターンの方が少数派であることは認識していて、説明しても理解されなかった経験を持っていると、「マニアックですね」という問いかけに「そうですか」程度のの答で受け流すことはあるように思う。でも、満面の笑みで「マニアックでしょう」と答えることは間違ってもない。

ただ、個人的な印象だけれども、先に進むのがゆっくりになって、自分のやっていることを振り返る時間が増えるようになると、マニアックという言葉を使うのに抵抗がなくなっていくような気がする。

論理的な必然でやっているなら、総ての人に推奨すべき事柄で、一部の人が、必要以上の拘りでやっていることではない事のはずだ。それを、マニアックな行為と言ってしまったら、そこに必然ではない要素が紛れ込んでいる事になる。

というわけで、たいしたことをやっているわけではないけれども、自称マニアックに陥らないように、それから、マニアックだなぁと思う人を見つけたら、その行為の背景にある論理と経験のかけらでも吸収するようにしたい。
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by ZAM20F2 | 2015-10-08 21:33 | 文系 | Comments(0)
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