一応完成

1軸性結晶の光軸を光学系の光軸から傾けると
c0164709_13312235.jpg

のような図が出てきてしまうプログラムは、問題点が見つかって、同じ条件で計算すると
c0164709_13313054.jpg

のような図が出てくるようになった。
最初の図で一番明るくなっている所をみると、入力した光よりも強い光が出ている状況なので、何かが完全に間違っているのは事実なんだけれど、なかなか問題点は見つけられずにいた。
2軸性結晶でも軸が傾いていなければ真っ当そうな図になっていたので、それからすると、ExzかEyz絡むような部分に問題があることになるのだけれど、少なくとも誘電率のテンソルに問題はなく、その後何処で間違っているか詰め切れずにいた。最終的には対称性から同じ値が出てくるべきところの中間過程をファイルに書きだして比較をして行列の添え字が間違っていたのを見つけたけれど、ExzかEyzに関連するところを丁寧に追っていたら、もう少し早く見つけられた気もする。
試みに、2軸性でさらに傾けてみても
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と、真っ当そうな図が出てくるので、一応は完成したもよう。

ところで、コノスコープのシミュレーションプログラムとしては、The conoscopic figure simulating program "ConoMap"にあるものが、作っているものよりはるかに出来がよい。今回作ったのは単色光版だけれど、リンク先は白色光でカラーの図も出てくるし、計算もはるかに速い。ただ、ソフトのソースがないので、どのような手法で計算をしているのか不明だし、さらに改造をすることも楽ではなさそう。

今回、コノスコープのプログラムを作り始めたのは、厚み方向で(層状に)屈折率の分布が変化するような構造のコノスコープをシミュレートするため。このためソースが公開されていないシミュレータは使えず、自分で元を書く必要があった。




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by ZAM20F2 | 2016-04-24 13:54 | 顕微系 | Comments(0)
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