にわか地震談義:熊本大分どうしたの(II)

熊本から大分にかけての地震は広域での予震が続きながらもそれなりに落ち着いてきたような印象がある。国土地理院のWebを見る限り、熊本や大分の地面が広域で膨れていることはなさそうで、それも安心材料だ。
それにしても、阪神淡路以来、想定外の地震が多く、地震学が未発達の学問であることを改めて印象づける。
もっとも、NHKの特番では、GPSを使った精密測定により活断層が見つかっていなくても動きが異なる境界で地震が起こることが分かりつつあるなどと、地震研究に金を出させるような話をしているけれど、それって、実は地質の境界で地震が起こるという話になるはずで、地質図を引っ張り出してくれば、金をかけなくても予想可能なことでしかない気がする。何しろGPSで動きをみたところで、いつ地震が起こるかなんかは予想出来ないのだから。

熊本から大分への地震が落ち着いてきたような印象があるとしるしたけれど、昨日にすごく気になる地震があった。
AQUAシステムに出ている薩摩半島西方沖というやつで熊本の左下の方、宇治群島の沖合での地震だ。CMT解を見ると一連の地震と同様に南北に引き延ばされたタイプらしい。そして産総研の地質図ネットに活断層を重ねて描いて見ると、今回の地震で動いた熊本の断層が左下に伸びている方向にポツポツとみられる活断層の延長の場所になっている。
地図に示されている活断層は見つかったものだけで、地形などをみると実質的に熊本からずっと繋がっていると考えるのが良いだろうと思う。ということは、熊本から今回の震源までざっと200Kmの断層があることになる。これが一気にうごいたら……M8は来ますよね。この状況では、誰も、そんなことはないと断言できないんじゃないかと思います。まあ、素人の戯言といえばそれまでだけれど。あっ、でも東日本の後には地上で起きる最大の地震はM10なんて、戯れ言の極みを言っていた専門家もいるのだから、これなんかかわいいもんだと思う。
川内、止めた方がよいよね。揺れだけでなく津波だってやってくるかもしれないのだから……
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by ZAM20F2 | 2016-05-07 07:02 | 科学系 | Comments(0)
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