非推奨

はずれとはずれ(その2)の顕微鏡写真の撮影風景の様なもの。カメラからは2本のコードが伸びている。
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風景の様なものと記したのは、実際には、カメラの背面モニターではなく、USB接続のPC上で画像の確認や撮影操作を行っているから。実際の撮影時には背面モニターはたたみ込まれている。最近のデジタルカメラは、無線を使ってタブレットやスマートフォンと接続出来るものが多く、それはそれで便利なのだろうけれども、PC接続の方が、PC画面でピントチェックをして、深度合成範囲を決めて、撮影しながら取り込んで、すぐに深度合成して結果を確認することができるので便利ではないかと思う。

少し前までは、USB経由PC接続で撮影できるのは、N社とC社のみだった。N社の現状は知らないけれども、C社はカメラを買うとUSB接続ソフトは無料で手に入る。O社は、E3の昔は、USB接続ソフトがあったけれど、操作と取込みのみで、ライブビューは出来なかった。ライブビューのようなことをするためには、PCにビデオキャプチャーをつけて、カメラの出力を拾ってくる必要性があり、実用性は低かった。
最近になって、O社は再びUSB接続ソフトを出して、これは無料で入手できるし、PC上でライブビュー可能となった。さらにカメラが完全電子シャッター対応なので、接写や顕微鏡撮影用としてはかなり具合がよい。取込んでPCに記録するファイル名も自分で決められるので、メモ代りに使える。
というわけで、O社のカメラを顕微鏡に乗っけていて、コードの1本はUSB接続だ。
もう一本は電源ケーブル。と書くとO社のカメラを使っているひとは疑問に思うだろう。C社や、それからP社なんかは、電池ボックスに差込むタイプのAC電源があり、それだけでAC電源駆動が可能になるのだけれど、O社の場合は、カメラの下に謎のグリップを1段か2段つけないとAC電源供給が出来ない仕様なのだ。
 それにも関わらず、グリップなしでコードが出ているということは、電池ボックスに装着するAC電源を使っていることになる。
 使ったのは、互換バッテリー。これを分解して、中の電池を取出して、代りにDC電源に接続している。互換バッテリーでなく、正規品でも良かったのだけれど、値段を考えると、正規品の分解は躊躇する。いずれ、今使っている正規品の寿命がきたら、作り替えるかもしれないけれど。
 互換バッテリー、分解してみたら、セルが直列で2つ入っていた。本体接続部分には回路が入っていて、電池と回路の接続は3カ所。一つは直列の負、もう一つは、直列接続の正、そして3つめは中間電位。で、最初は正負の2極のみDC電源を繋いで7.6V入力にした。これで、一応は動作したのだけれども、バッテリー残量がほぼ0の警告が点灯する。多少入力電圧を上げても状況は変らない。ということで、±3.6Vを接続して、中間電位にグランドを繋ぐことにした。
使っている電源は他の目的でネットオークションで入手したもの。元々+18V(最大)と-18Vが独立に(でも電圧の絶対値は同じっぽい)出る電源だったので、それを、そのまま使った。この改造の結果、残量0の警告が出ることなく、動作するようになった。

これで、顕微鏡や接写時に電池の残量を気にすることなく撮影できるので、随分と幸せになったのだけれども、やってみて、かなり非推奨。残量0警告は出なくなったと書いたけれども、実は、この電源を入れた状態で、カメラの電源を入れても動作が開始しない。でも、使う前に、充電池でカメラを動作状態にして、電源をOFFにしてから、この電源に入替えて、カメラをONにすると、ちゃんと立上がって、その後は問題なく動作する。長期に使っていなかったあとの立上げでは大きな電流値が必要で、それが満たされていないのかと推測している。それなら、適当なコンデンサを入れておけばクリア出来そうだけれども、根性無しなのでやっていない。

それから……、取出した充電池の処理は困っている。充電池の回収ボックスにしらっと放り込むことも考えたけれど、外装がないので、下手に上から別の電池が降ってきて傷つくと発火する危険性もあると思う。捨てられずにため込まれたままになっている。

あと、経験的に分ったことは過大入力で充電池の回路が壊れる。最初は7.6V入力で使っていたので、改造後に、寝ぼけて±7.6Vをつなげたことがあり、カメラは動作しなかった。しばらくして、過電圧に気がついて、カメラ本体を壊したかとおそるおそる充電池に戻したら、問題なく動作した。ただ、これは、単に運が良かったためかもしれず、運が悪いとカメラ本体が壊れるだろうと思う。

このやり方、推奨する訳にはいかないのだけれども、Webにさらしておいて、O社の人が、こんな需要もあるなら製品化と思ってくれればいいなと思っている。というのは、O社のカメラが某量販店においてあるときに、このタイプのAC電源で動いているのを見たことがあり、内部的には、これの全うなのが存在しているはずだと確信しているので。


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by ZAM20F2 | 2017-01-14 14:02 | 顕微系 | Comments(0)
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