北国街道小諸宿

北国街道は追分で中山道と分かれて北へと向かう道。小諸は追分を出て最初の宿場町だ。
明治の御代になって鉄道も通り、昭和の後期には、中信高原への玄関口になっていた。
ルート周遊券を片手に、この街から芦田の方への国鉄か千曲バスに乗ったり、茅野からはいって帰りにここから列車に乗り込んだりしていた。

善光寺のあたりでスポーツイベントが行われたのに併せて開通した新線の駅はこの街にはなく、この街を始発とする、昔はC56が走っていたような路線の中間駅付近に出来てしまった。それに合わせて、この街から出ていた芦田方面のバスも、新駅始発になってしまい、中信高原への玄関口ではなくなってしまった上に、釜飯で有名な峠を越えてくる直通列車も無くなってしまった。。

この街には有名な詩に謳われた古城もあるのだけれど、交通の便が悪くなったことの影響は大きく、香具師を呼んで街を盛り上げようという計画も頓挫してしまい、なんとなく忘れられた街というイメージを持っていた。

久しぶりに訪れた街では、ちょうど、お人形さんめぐりをやっていて、ほんまち町屋館では、集めたひな人形を飾っていた。この建物、元は味噌屋。トロッコ跡もしっかり残っている。
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建物の裏には広場があって、そこからの浅間、よい眺め。
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300体のひな人形はなかなか見応えがある。
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さらっと享保雛や古今雛があるあたり、昔から栄えていたんだなぁという感じがある。
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次郎左右衛門こそいなかったものの、鴻巣雛なんて珍しい物も置いてある。
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また、つるしてある鶴もなかなか良い。
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本町は、駅前の相生町から一本外れていて、今まで通ったことが無かったのだけれども、昔の街道の風情が残ったところだ。
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駅前。かつては何件かあった土産物屋は無くなっていて、しまっている店もあるけれどその後には洒落た喫茶店が入っているところもあった。
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そして、駅前広場に続くところは、洒落た作りになっている。
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店はNPOがやっているらしい。見ていると、香具師を呼んでくる路線とは違っているけれども、でも、落ち着いた時間が流れる街になっている印象をうけた。

新線の駅が出来たあたりは、バイパスが次々に出来、高速も延びて通るたびに様子が変わっている。そして、バイパスにはどこにでもある店が並ぶようになり、全国展開しているモールも進出した。車があれば便利だけれども、ないと、すごく不便な、そして、面白みはない場所になりつつある。



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by ZAM20F2 | 2017-03-02 07:58 | 街角系 | Comments(0)
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