森平さんに行ったのは、Webで眺めていて見てみたい品があったからだ。Webショップでの購入も可能なんだけれども、どうせなら、出かけていって現物を見てみたかったし聞きたい事もあったからだ。見てみたかった品は森平さんの昔のカタログ
凸版印刷で、中の道具類は、木版から銅版を起こして印刷していたらしい。
中身の写真を用意していなくて申し訳ないんだけれど、いろんな種類の鉋が、複数の銘で掲載されていて、このカタログ当時に、どんな鍛冶銘があって、どんな道具が使われていたのかが分かるなかなか貴重な一品。
唯一惜しいのは、価格が掲載されていないこと。価格欄はあるのだけれど、後からゴム印か何かで押すような作りになっている。まあ、インフレだった世の中だから、年ごとに値段が変わっていったのかもしれない。
森平さんのカタログを森平さんで買ったわけで、版元直売だから、これは流通在庫ではない。
それにしても、自分の事は棚に上げて、こんなもの買う人がいるのかねぇと思っていたら、品切れになっている……。
世の中、物好きがいるものだ…………