刃物店員の刃物知らず……

国道の拠点の近傍にいく用事があったので、ついでに刃物屋さんにも足を伸ばした。
非売品ではないのだけれど、藤原良明の小刀が飾ってある。ショーケースの中でアクリルの台で斜めに立てかけているのだけれど、小刀が長すぎて先端が後ろの壁に当たっている。でも、記憶をたどると、前回来たときは、藤原良明ではなく藤原真平の小刀だった気がする。で、先端が壁にめり込んでいるのにショックをうけて、店員さんに扱いに注意するようにお願いした。
記憶が正しければ真平銘を良明銘に替えたわけで、裏では随分と在庫を持っているのかなぁという気分になっている。
そういえば、その前来たときには、重房の小出刃とアジ包丁が入れ替わって展示していて、最初に指摘した店員さんは、「手作りだからばらつきがある」なんて重房さんに失礼な事を言っていたけれど、しつこく喰い探った結果として呼ばれてきた店員さんは、一目見るなり間違いを認めて入れ替えていた。
で、本日は、まだアジ包丁があるか見に行こうと思ったら、手前で店員さんが段ボールを使った梱包作業をしていて、奥にいけない。まあ、見ても買うわけではないので声をかけて通してもらったりはしなかったのだけれど、梱包作業を見ていると、段ボールを切るのに、小型のカッターナイフを使って、刃をものすごく出して使っている。切っている最中に刃が撓うのが見て分かる。
いや、これ、危なすぎるでしょう。というか、伝統ある刃物屋の店員さんの作業としては、あるまじき刃物の使い方。
決して若い店員さんではなかったわけで、この店、確かによい刃物は置いてあるのだろうけれども、店員さんは決して刃物好きではなく、単なる商品でしかないんだろうなぁと感じてしまっている。
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by ZAM20F2 | 2017-12-02 20:37 | 文系 | Comments(0)
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