等方相-ネマチック相転移

等方相からネマチック相が出現するときは、等方相内に液滴(ドロップレット)としてネマチックが出てくる。転移は弱い1次転移なので過冷却はまず生じないと考えて良い。
写真は5CB。転移点はほぼ35℃である。
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ドロップレットが接するとひょうたん型に変形していく。このことからも、ネマチック相が流動性のある柔らかい相であることが分かる。もっとも、SmAのバトネなども、接触により変形するので、それだけからは、層構造の有無を判断にしにくいのだけれど、層構造があると、ネマチックのように球形のドメインで出てくることは少ないので区別が出来る。
黒い領域が、まだ接していない2つのドメイン間でつながっているように見える。これは、界面由来のため。セル厚をもっと厚くして、等方相中に完全に液晶相が浮いた状態だと、それぞれのドロップレット間は完全に独立になる。
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by ZAM20F2 | 2008-08-10 17:34 | 液晶系 | Comments(0)
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