Fan-like Texture

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ある程度液晶をやっている人に、この写真を見せて何相かを聞くと、普通はSmAという答が返ってくるのではないかと思う。で、コレステリック相だよというと、普通は凄く意外な顔をされる。
もちろん、私だって、正体を知っていなかったらSmAと答えるところだろう。なにしろこれは、SmAのFan-Shape組織にそっくりさんなのだ。通常、ネマチックやコレステリックは液体だから、はっきりとしたドメイン境界を作るようなことはできない。だが、コレステリックのピッチが十分に短いと、コレステリックの層構造が擬似的にSmAの層構造の役割をし、Fan-Shape組織っぽいものが出現する。コレステリックのピッチが顕微鏡の分解能以下なら、周期構造は一切見えない。
もっとも、Fan-Likeがデルのは、ある程度徐冷した場合で、急冷すると下のような何が何だか分からないような組織が出たりする。
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by zam20f2 | 2008-10-18 17:54 | 液晶系 | Comments(0)
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