カテゴリ:顕微系( 126 )

暗視野照明

ミクロワールドサービスさんで買ってきた教育用珪藻プレパラートを、暗視野照明でのぞいてみた。
といっても、暗視野用コンデンサーは持っていないので、ミクロワールドサービスさんのWebにあった、「ハネノケの下にマスクを入れる」という方法を使った。ハネノケコンデンサでなくても、アッベコンデンサだったら、上玉をはずして、下玉の上にマスクをおけば大丈夫だろうと思う。
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双眼の写真鏡筒つきの顕微鏡ではないので、カメラを取り付けてしまうと、目視観察しにくい(カメラをあげないといけない)のが難点だけれど、普通の単眼の顕微鏡(偏光顕微鏡の偏光子ははずしている)で、このぐらいは楽に見える。もちろん、ミクロワールドサービスさんのWebにあるレベルの写真が撮れるようになるのには、ここからかなりの修行が必要なのだけれど、でも、とりあえずは、研究グレードの珪藻スライドが欲しくなりつつある。
のだけれど、そんなものを買い込んでしまったら、眺めるだけで結構な時間を費やしてしまいそうなのが難点だ。

写真は深度合成をしている。
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by zam20f2 | 2010-05-30 18:18 | 顕微系 | Comments(0)

非偏光と偏光(自宅でできる液晶観察21)

液晶観察には偏光顕微鏡を用いると記したけれど、それは、多くの液晶が透明な物質だからである。次の写真は、液晶ではないけれども、比較的普通とも限らない透明な物質の顕微鏡写真である。
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同じ場所を偏光顕微鏡で見ると
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となる。輪郭を比べれば、同一の場所であることがはっきり分かると思う。何で、色がつくかというと、複屈折という現象が関係するのだけれど、それについては、おいおいと、新たなシリーズとして説明していこうと思う。
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by zam20f2 | 2010-05-22 08:22 | 顕微系 | Comments(0)

発掘品

別件で部品箱をあさっていたら、見慣れないものが出てきた。
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記憶を探ると……………RMS2OMアダプターですね。
組み合わせは、杉藤、またはエドモンドのRMS-Cアダプターと、ボーグのC-M42アダプター、M42ヘリコイド、そして、M42-M49.8、M49.8-OMアダプター。(ではなく、M42から直接M42ーOMアダプターでした)最後のOMアダプターを変えれば、キヤノンでもニコンでもペンタックスでもソニーでも対応可能。
オリンパスのRMSアダプタを入手する前に作ったのかもしれないけれど、全然使っていなくて存在を忘れていた。でも、ヘリコイドがついているので、実はRMSアダプタよりは使い勝手がよいかもしれない。ただ、ヘリコイドはかなり荒いので、Sに替えた方がよい気がしている。
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by zam20f2 | 2009-12-15 21:15 | 顕微系 | Comments(1)

描画装置

写真技術が発達するまでは、スケッチが画像を伝える唯一の手段であった。顕微画像のスケッチは、絵心のない物にとっては至難の業である。話によると、絵心のなかったレーウェンフックは画家を雇って自分の見た画像を描かせたという。画家が直接に観察をしたのかは知らないけれど、非常に精巧なスケッチが残っているそうである。
写真は絵心のない人でもそれなりにスケッチができるようになるためのお助け装置の一種。接眼レンズの上に装着する。小さなプリズムが入っていて、顕微画像と外側の画像が二重に重なるようになる。ので、目で見た画像の上をなぞれば、プロポーションだけは合った図が描けるという次第。残念ながら、それ以上の手助けはしてくれないので、線画の後は絵心のある人の手を借りないといけないかもしれない。
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※アストロフォトクラブさんをリンクに加えました。
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by zam20f2 | 2009-11-17 21:33 | 顕微系 | Comments(0)

クロス回折格子画像

と言うわけで、ようやくクロス回折格子の拡大画像。まずは20倍対物レンズによる画像の中央部分と右上
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右上も画像に問題はなく、4/3撮像素子への等倍撮影は使えるものであることが確認された。照明は、NAを極めて絞った状態になっている。
ついでに、再掲になるけれども、この時のコノスコープ画像。ついでに、10倍の対物レンズのコノスコープ画像も上げておく
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上の20倍の方が3次の回折スポットまで出ているのに10倍は2次まで。対物レンズのNAの違いが反映している。一方、コノスコープ画像の大きさは10倍の方が大きい。これは10倍の対物レンズの焦点距離が20倍の2倍だけれど、NAは1/2より大きいため。コノスコープ画像の大きさは(安直な記憶によると)対物レンズの焦点距離とNAの積に比例する。(がそれだけでなく、10倍の方は1.2倍トランスファーが入っている模様)
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by zam20f2 | 2009-08-17 08:15 | 顕微系 | Comments(0)

円偏光コントラスト

結晶を軸を直交した偏光子の間に入れて撮影すると、偏光色で着色した画像が得られる。
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これは、ある意味よくある画像で、特徴的なのは丸く育った結晶の中心から十字に黒い領域が存在することである。黒い領域は偏光子の透過軸に平行か垂直な方向である。
まあ、黒い領域があっても悪くはないけれど、直線偏光板ではなく、円偏光板を用いると黒い領域のない写真が得られる。
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円偏光板は写真撮影用のサーキュラーポーラライザーを用いている。1枚は左円偏光で、もう1枚は右円偏光のものを用いている。どうすれば、右と左を入手できるかというと、いろんな種類を買ってみて、右と左になっているかをチェックするしかない。もし、左円偏光と右円偏光のどちらかをチェックしたかったら、適当なコガネムシを観察すると良い。
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by zam20f2 | 2009-05-18 22:11 | 顕微系 | Comments(2)