カテゴリ:液晶系( 251 )

バニリン

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右下から左上へ偏光色の変化見本みたいな感じだ。
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by ZAM20F2 | 2015-05-21 21:21 | 液晶系 | Comments(0)

見えなくなるもの

少し前の「旧世代長作動対物レンズ」で、鏡筒長もカバーガラス厚も指定以外となる金属用長作動対物が液晶観察に普通に用いられる理由を少しばかり記した。
まあ、気がつかなければ平和かもしれないのだけれども、どこまで何が見えているのかは知っていた方が安心できる。
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は、等方相からコレステリック液晶が湧いているところ。160mm鏡筒に40倍の対物レンズをつけている。カバーガラスが上に1枚のった状態だ。
このサンプルが金属用40倍でどう見えるかというと、
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となる。大きさが小さくなっているのは鏡筒長210mm用の対物を160mm鏡筒長で使っているから。
コントラストは悪くなっているけれども、ほとんどの領域で、コレステリック由来の縞構造は見えている。とりあえず、ものごとを判断するのには、このぐらい写っていれば大丈夫な気がする。つづいて、上にスライドガラスを1枚重ねた状態。これが、ほぼ普通の液晶観察に対応する。
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この状態ではもはや真っ当に縞構造を見るのは困難になっている。対物のNAが0.5なので1ミクロン程度は分解できるはずなのだけれど、それが出来なくなっている。
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by ZAM20F2 | 2015-04-12 20:17 | 液晶系 | Comments(2)

非組織写真(1)

鋭敏色板入り。なんとなくきれいだなとシャッターを切ってしまったが、ながめながらどうしたものかと思案中
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by ZAM20F2 | 2015-01-26 22:40 | 液晶系 | Comments(0)

紙と液晶

身の回りにあふれている光は特別な偏光状態ではなく、「自然光」と呼ばれている。自然光で照らされた普通の画像にももちろん、特別な偏光はない。
このため、普通の画像の上に偏光板を乗っけると
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偏光板の透過率は40%程度以下なので(理想的には一方の偏光を通すので、50%だけれども、ロスがある)、偏光板の下の画像は暗くなる。偏光板を45度ずつ回していっても、
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画像の明るさに変化はない。
一方、液晶ディスプレイの上に偏光板を乗っけると
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何故か偏光板を載っけたところもあんまり暗くならない。これは、このディスプレイから出ている光が偏光であることを匂わせている。
偏光板を45度回転すると
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偏光板の下はだいぶ暗くなり、更に45度回転すると
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完全に暗くなる。確かに直線偏光であることが確かめられる。
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by ZAM20F2 | 2015-01-23 07:52 | 液晶系 | Comments(0)

TN方式とIPS方式の偏光方向の違い

一口に液晶ディスプレイといっても、色々な表示方式がある。それらの中で現在よく使われているのはTN(ねじれネマチック)方式、VA(垂直配向)方式、IPS(面内スイッチ)方式の3つだ。いずれの方式も、液晶を使って光の偏光状態を変えて明るさを変化させるため、液晶セルは2枚の偏光板で挟まれている。外側の偏光板の方向は、表示方式によって異なる。これは、方式によって画面を正面ではなく斜めから見た場合に表示がおかしくなりやすい方向が異なっているためである。
たまたま、机の上にTNとIPSのディスプレイがあったので、並べて前に偏光板をあててみた。偏光板の透過軸は長手方向(に平行か垂直)にある。
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左の暗くなっている方がIPS、そして右側の暗くなっていないのがTN型だ。これだけだと、TNが暗くないのが、偏光方向が90度違っていただけか判らないおで、偏光子を90度回してみる。
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すると、IPSの方がTNより明るくなっている。ということは、TNから出ている光の偏光方向は、水平でも垂直でもないことを示している。というわけで、偏光子を45度傾けてみると
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と、今度はTN側の画面がIPSより明るくなっている。さらに90度回転すると
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今度はTN側が消光した。
多くの場合、TNは画面に対して45度傾いた方向に偏光している。それに対してIPSとVAは0もしくは90度方向にある。画素を拡大すれば、IPSとVAの区別もできるけれど、とりあえず、偏光板が1枚あれば、TNであるかのチェックは可能だ。
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by ZAM20F2 | 2014-11-15 10:53 | 液晶系 | Comments(5)

液晶温度計

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前のエントリーで出した温度計の全体像。物差しと温度計のコンビネーションになっているけれど、材質と厚みから剛性はないので、線引きにはあんまり適していない作りだ。
 温度が変わると
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のように、その温度の部分のみ発色する。見ておわかりのように、低温側が青、高温側が茶色っぽい色になる。この品では温度変化の幅は2℃程度だ。
 液晶温度計にはコレステリック液晶が使われている。コレステリック液晶は、局所的にはネマチック液晶と同様に(普通は)棒状の分子が平均して同じ方向(配向ベクトル方向)を向いているけれども、配向ベクトル方向に垂直な一つの軸に対して配向ベクトルが螺旋状に変化していく構造になっている。このような螺旋構造があると、螺旋周期に平均屈折率をかけた程度の波長の光が反射されるようになる。それが可視領域にあたる場合には着色して見えるようになる。
 温度により色調が変わるということは、螺旋周期が温度依存を持ち、特定の温度の時だけ可視領域になっていることを示している。それ故、「コレステリック液晶の螺旋周期は温度によって変化するので」というような説明がされている場合も多いのだけれども、この説明には少しばかり注意が必要だ。確かにコレステリック液晶の螺旋周期は温度依存を持つが、その温度依存性はあまり急激ではなく数度の温度範囲で可視領域を横切るようなことは、ある場合を除いてほとんど無い。
 そのある場合というのは、コレステリック液晶の下に、スメクチックA液晶がある場合で、スメクチックA液晶はらせん構造をもたない液晶であり、転移温度の直上でコレステリック液晶の螺旋周期がそれまでの値から無限大に急激に変化する。液晶温度計では、螺旋周期が短くて紫外領域に反射帯があり、低温側にスメクチックA液晶がある物質を用いて、複数の液晶を割合を変えて混合することにより、転移温度を少しずつ変えた液晶材料を作って、使っている。例えば、30℃で緑色になる部分は28~29℃でスメクチックA液晶に転移する材料を使っている。このため、三十数度では、螺旋周期が紫外にあり着色しない。31℃程度で螺旋周期の急激な伸びが始まって可視領域の短い所に到達するので青になる。30℃でさらに螺旋周期が延びて緑になり、29℃でさらに延びて赤色(写真では茶色で、これは、多分液晶がマイクロカプセルに入っていることが影響しているだろうと思う)になり、そして、28℃では赤外領域になって見えなくなる。

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by ZAM20F2 | 2014-05-01 07:20 | 液晶系 | Comments(0)

3D 液晶表示パネル(II)

だいぶ前にN社の3D液晶表示パネルの顕微鏡写真を出したのだけれど、今日は普通サイズで角度を変えた画像。
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の二つは向きを変えてそれぞれの画素の画像のみを見た状態。手前の人と奥の木の角度などがずれている。その中間の角度で見ると
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と両方の画像が重なって見えている。
ところで、3D表示の一つの問題点は、目から実際のディスプレイまでの距離と、ディスプレイで表現されている視差に該当する距離が異なってしまうために、目の疲労が生じることらしい。こればかりは、完全なホログラフィックな表示でない限りは解決不可能な気がする。
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by ZAM20F2 | 2013-09-01 18:33 | 液晶系 | Comments(0)

IPS画素

IPS液晶表示装置がついたデバイスが3000円引きだったのにつられて買い込んでみた。RGBを出して、刷家倍率12.5倍で撮影したのが
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。RGはともかくBが滲むのは、青色の方が収差補正が手が回っていないせいかもしれない。
続いて、CMY
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そしてホワイト
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つづいて、ホワイトとブラック
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まあ、当たり前のところだけれど、遠目には、綺麗に見える物だ。
ついつい、対物を40倍に変えて撮影倍率を100倍にした。
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見る人が見れば、何処のメーカー製のパネルかは一目瞭然なのだろうけれど、私には残念ながら分かっていない。
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by ZAM20F2 | 2013-07-06 18:14 | 液晶系 | Comments(0)

RGB-CMYの補色関係

RGBとCMYはそれぞれR-C、G-M、Y-Bが補色になっていることになっている。
そこで、昨日のフィルターをそれぞれん重ねてみた。
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Y-Bは良い感じに暗くなっているけれど、他の物は今ひとつ暗くない。そしてまた、R-GとG-Bのオーバーラップも暗い。しかし、どう考えても、R-GとG-Bは補色ではないはずだ。えっと、ということは、
「重ねて暗くならなかったらR-C、G-M、Y-Bの組み合わせではない」
でOKでしょうか。確かめるべく、CMYをずらしてみた
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もう位置ずらし
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確かに暗くはならない。
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by ZAM20F2 | 2013-05-19 12:28 | 液晶系 | Comments(0)

cholesteric droplet

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真中のは複数のドロップレットが合体して出来ている。
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by ZAM20F2 | 2013-01-24 21:36 | 液晶系 | Comments(0)