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雪の結晶

雪の結晶
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ではなく、ディスクチックカラムナー相の等方相からの析出。6本の腕が伸びているが、よく見ると6本の腕は同じ角度で出ていないので、ヘキサゴナルではない。
それにしても、温度を下げて全体が液晶になった後では、腕が合体した領域には欠陥は一切無く均一になる。それを見ていると、確かに液晶だなぁと思える。
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by zam20f2 | 2008-10-28 22:07 | 液晶系 | Comments(0)

ブルー相

ステンドグラスみたいな図柄は、コレステリックブルー相。ブルー相にはアモルファスタイプと、結晶タイプがあるけれど、これは結晶の方。もっとも、結晶といっても、欠陥の格子であって、分子の重心位置には秩序はない。
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Oily streakを撮影しようと、そのあたりに転がっていた出所不明のコレステリック液晶をセルに入れて、欠陥の数を減らそうと思って、一旦等方相まで上げて室温に戻した物を見たら、配向がぼろぼろだったので、ゆっくりおろさなければと、ホットステージに入れ、等方相から落としていたら、コレステリック相の上にわいてしまった。
ブルー相の着色は、干渉によるので、原理的に、コノスコープ観察をすれば、それぞれのドメインに対応したスポットが見えると思うのだけれど、その観察が出来ていない。何か、思い違いがあるのだろか…………
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by zam20f2 | 2008-10-26 15:27 | 液晶系 | Comments(0)

磁石のプラスマイナス?!

ふと目に入った、マグネットの紙おさえ
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人生にプラスとマイナスはあっても、磁石にはSとNしかないように思うのだけれど…。
磁気は双極子ではなく、この世界にモノポールがあることを主張しているんだという好意的な意見もあったけれど、でも、それでもSとNだよね。
きっと、リクナビ屋さんには理系の人間が1人もいないのだろう。でも、考えてみれば、磁石がプラマイでなくSNなのは、文系・理系以前に小学校で習う常識だよね。ということは、リクナビ屋さんには小学校出身者が1人もいないのかもしれない。

あるいは、SやNは羅針盤で、進むべき方位を教えてくれるものだけれど、SとNではなく、上下しか示せないプラスとマイナスを使ったのは、進むべき方向を教えるつもりはないという意味を言外に入れているのかしら。そうだとしたら、意味が深いなぁ……………
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by zam20f2 | 2008-10-23 21:41 | 科学系 | Comments(0)

Oily Streak組織

コレステリック液晶を水平配向セルに入れると、ラセン軸は基板に垂直方向になる。この配向は、Grandjean組織とかoily streak組織とか呼ばれている。
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見えている線は、コレステリックのラセン周期が、擬似的に層構造となり、その層構造由来の欠陥なのだろうと思う。
欠陥だと思うなどと、あやふやなことを記したのは、層構造の欠陥は、基本的にはSmAなどに見られるフォーカルコニック系の欠陥と同じような顔をするだろうと思うのに、そんな顔をしていないためで、欠陥構造がどうなっているのか、頭の中にクエスチョンマークがあるため。
でも、この部分で特性反射が見られるので、ラセン軸が垂直方向にあるのは間違いない。
どうなっているのだろう。
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by zam20f2 | 2008-10-22 21:13 | 液晶系 | Comments(0)

ドメインサイズと降温過程

等方相からSmA相に転移する液晶を、等方相から適当な速度で降温すると
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といった感じで、普通は、小さめのドメインとなる。ちなみにセル厚は5μm程度。ポリイミドをコートしてラビングしていない表面である。
で、これだと、ドメインが小さくて観察しにくいので、ドメインを育てることを試みる。
等方相からSmA相の転移は1次転移なので、ドメインサイズ、すなわち結晶の大きさを大きくするためには、転移時に発生する核をへらして、少ない核を育てればいいはずである。
そこで、一旦昇温する。使っているホットステージがセルの中心と周囲で0.1℃程度は温度の違いがあるのを利用して
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こんな状態を作り出し、そして、それから、徐冷する。
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モノドメインからはほど遠いけれど、最初に比べれば、かなり大きなドメインが出来ている。重要なことは、温度を落とすのに、決まった速度はなく、必要な組織を作るのに必要な速度は、見ながら決めなければいけないということ。
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by zam20f2 | 2008-10-21 08:28 | 液晶系 | Comments(0)

ホトトギス

秋も深くなってきた。
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ホトトギスも満開から少しすぎた感じ。スズメバチが遊びに来ていた。
屋根の上の雀をながめ
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こんなのを眺めながら
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おちゃをしていた。
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by zam20f2 | 2008-10-19 21:09 | 植物系 | Comments(0)

Fan-like Texture

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ある程度液晶をやっている人に、この写真を見せて何相かを聞くと、普通はSmAという答が返ってくるのではないかと思う。で、コレステリック相だよというと、普通は凄く意外な顔をされる。
もちろん、私だって、正体を知っていなかったらSmAと答えるところだろう。なにしろこれは、SmAのFan-Shape組織にそっくりさんなのだ。通常、ネマチックやコレステリックは液体だから、はっきりとしたドメイン境界を作るようなことはできない。だが、コレステリックのピッチが十分に短いと、コレステリックの層構造が擬似的にSmAの層構造の役割をし、Fan-Shape組織っぽいものが出現する。コレステリックのピッチが顕微鏡の分解能以下なら、周期構造は一切見えない。
もっとも、Fan-Likeがデルのは、ある程度徐冷した場合で、急冷すると下のような何が何だか分からないような組織が出たりする。
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by zam20f2 | 2008-10-18 17:54 | 液晶系 | Comments(0)

ロットリングのニブ

正式名称はstylographというのか針先泉筆というのか製図ペンというのか分かっていないのだけれど、通称はロットリングで通る。ロットリング社以外にもステッドラーもファーバーカステルも製図ペンをだしていたし、自分でも持っていた製図ペンはステッドラーだったのだけれど、ステッドラーといっても、銀河鉄道の夜あたりの連想から色鉛筆を思う人はいても、製図ペンを連想する人は少ないのではないかと思う。
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写真は、本体ではなく先端のニブの部分。手前は現行のペンのニブで後ろはかつてのペンのニブである。この写真だけでは、内部の構造が分からないので、昔のニブを分解した状態を示す。
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奥がケースで、手前が中針である。奥のケースの左側の金属部分は中空で、そこに手前の中針が入ってパイプと針の隙間を毛細管現象でインクが流れていく仕組みである。
昔の製図ペンのニブは容易に分解できる構造になっていた。というのは製図ペンのインクは顔料タイプで、ニブの中で固まると掃除をする必要があり、固着がひどいときは分解するのが常だったからである。
最近のニブが分解できない形状なのは、何かが進歩したのか、進歩はしていないけれども使い捨てになったのかはよく分からない。なにしろ、もう何年もインクをいれていないのでペンがつまったことがないのだ…
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by zam20f2 | 2008-10-16 07:44 | 物系 | Comments(0)

HAFF社 U-コンパス

ハフ社のコンパスは最高級のPSが鏡面仕上げで、PTとUは梨地仕上げである。写真はUランクのコンパス。UとPSやPTとの違いは、よく分からないけれど、細部の出来が、Uはあまりところがあるような気がする。
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とはいえUでも国産のコンパスに比べれば高価で、十分な機能をもった高級実用品。
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by zam20f2 | 2008-10-14 21:15 | 物系 | Comments(0)

絶滅種 Kern社 コンパス

ドイツのハフやリーフラーと並んで、スイスのケルン社も高級コンパスメーカーとして知られていたらしい。こう記すのは、不良在庫でもケルン社のコンパスを見たことがなかったため。写真はネットオークションを経てやってきたケルン社のコンパス
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確かに、きっちりした鍍金がなされている。
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by zam20f2 | 2008-10-13 11:45 | 物系 | Comments(0)