<   2016年 02月 ( 12 )   > この月の画像一覧

わん

c0164709_21113833.jpg

[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-29 21:12 | フィルム | Comments(0)

僕らの理科実験(Ⅵ)

本の最後の章は「硝子の細工の仕方」である。
c0164709_10524200.jpg

話は、目立てやすりを硝子細工ように加工するところから始まる。
c0164709_10532690.jpg

確かに、硝子管の切断は化学系硝子細工の最初の一歩だ。

そして先端を加熱して膨らますあたりは、初歩の感じもするけれども、
c0164709_10544872.jpg

すぐに側面を膨らませる話になる。
c0164709_10553353.jpg

それにしても、相変わらずエジプト人のイラストだ。
c0164709_10562583.jpg

それから、瓶に穴を開けたり、
c0164709_10572178.jpg

口径の違う管をつないだり、
c0164709_10590271.jpg

最後には漏斗を作る話になってしまう。流石に、ジムロートが出て来る気はしないけれど、油断しているとリービッヒぐらいは出てきても驚かない勢いだ。

[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-28 10:57 | 科学系 | Comments(0)

僕らの理科実験(V)

第5章は火の話。タイトルは加熱に使うランプの話で、章の表紙も照明用のランプが出てくる。
c0164709_21581468.jpg


中をみても、ランプの芯の話なんかが出てくる。

それにしても、平芯と丸芯の話をこんなところで見るとは思わなかった。芯自体は両方とも平べったい布のテープなのだけれど、平芯では、そのまま芯として使っているに対して丸芯は口金が円形で平たい芯を丸く輪にして使っている。燃焼部分の実効長が丸芯の方が長いので明るくなるし、どの方向からでも明るくなる。一方で、ランプの口金の構造が複雑になるので、ちょっと高級品で値段が高い。
c0164709_21585981.jpg

この図、平芯の方はホヤが膨らんだ形状なのに丸芯の方はストレート形状になっている。ホヤが膨らんでいるのは、ランプをつけた時に、ホヤが暖まる前に炎がホヤのガラスの方に伸びると、熱でホヤが割れることがあり、それを減らすためなのかなと思うのだけれど、丸芯の方がストレートなホヤなのは、炎が暴れないのか(平芯で先が平でないと暴れやすい)、それとも高級品なので耐熱性のよいガラスを使っているためなのかどちらだろう。


今ではアンティークとしてのランプがほとんどすべてだろうと思うけれど、30年ぐらい前には茅野のガラス屋で飾り気のない
実用品のランプを売っていた。ホヤも部品として売っていたので、頼まれて何度か買いに行ったことがある。その店は山小屋のおじさんから教えてもらったのだけれど、同時に頼まれたガス冷蔵庫は、結局見つけることができなかった。

ほんの中には、照明ランプを使った加熱や、ろうそくを使った加熱もでてくる。
c0164709_22000450.jpg

c0164709_22010818.jpg

このあたりは、実用的なところなのだろうと思う。

もちろん、アルコールランプやガスバーナーなどの本格実験器具も出てくる。
c0164709_22015107.jpg

ブンゼン灯は分解図とともに、空気の入れ方による焔の違いも出ている。
c0164709_22015599.jpg

でも、酸素少なめのすすが多い焔は硝子管をなます時ぐらいしか使う気はしないので、もう少し小さめの扱いでもいい気もする。

アルコールランプでは、風防の工夫や吹管ランプも紹介されている。
c0164709_22021885.jpg
風防は今でも実用的かなと思う一方、吹管の方は、ブンゼン灯があれば必要ない気もする。あるいは、ガスが一般的でない時代の工夫の一つだったんだろうか。
c0164709_22022311.jpg


普通に売ってた品か分からないけど、インキ瓶を使って作る話もあるので、そこらに転がっていたものでは無さそうだ。
c0164709_22023228.jpg


火の元が出てきたところで、次はいよいよガラス細工でとなる。


[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-22 22:03 | 科学系 | Comments(0)

継続中

先週の日曜日に冬眠をやぶって出てきた人々は、その後の寒さにもめげずに合戦を地味に継続していた。もっとも、19日は少し暖かくなったので、夜は
c0164709_10173135.jpg

の大合戦。
翌朝、一休みの人
c0164709_10174620.jpg

やら、離れない人々
c0164709_10184008.jpg

も見受けられた。21日現在、まだまだ継続中。例年は3日ぐらいで大体合戦終了という気がするので、今回は、ちょっと長すぎる気もするのだけれど……
[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-21 10:19 | 動物系 | Comments(0)

合戦中

昨晩から合戦が続いている。昨晩も水辺の人から
c0164709_21311486.jpg

水の中の人も
c0164709_21315990.jpg

ゲロゲロとしている。
それにしても、水が派手に濁って、メダカの人は迷惑している気がする。
今朝も、石のうえにも
c0164709_21314371.jpg

水の中にも
c0164709_21315840.jpg

カエルの人々があふれている。
c0164709_21321945.jpg

それにしても、昨日の暖かさから今日の寒さ。夜になって、一層寒くなって、なんか、白いものがちらちらしていたのだけれど、相変わらず水の中はゲロゲロと賑やかだった。
明日の朝に凍っていないといいのだけれど……

[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-15 21:35 | 植物系 | Comments(0)

こはいかに

雪のあるところに出かけたつもりだったのだけれど、
c0164709_17551790.jpg

スキー場には一応雪が見られるけれど、手前の大池は氷こそ張っているものの、上に水が見えている。帰りがけに立ち寄った高速脇のスキー場へのエスカレータでは
c0164709_17564849.jpg

横を見ると
c0164709_17571380.jpg

なのが飛んでいる……
このままでは、戻ってきたら出現しているんじゃないかとおもったら
c0164709_17571899.jpg

本当に出現していた。
メダカの人も、結構元気に水面付近まで現れていたのだけれど、カエルの人がでてきたのは、昨年で24日。
今回は、流石に早すぎると思う。

[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-14 18:01 | 風景系 | Comments(0)

僕らの理科実験(ⅳ)

秤を作った後に続くのは比重測定に関する章
c0164709_06585605.jpg

「軍艦のトン数」が出て来るあたりに第2次大戦前の本であることが如実に表れている。
卵を塩水で浮かすなんて小ネタもある。
c0164709_06590045.jpg

のだけれども、前章で出てきた秤を用いての測定もきちんと紹介されている。
c0164709_06590338.jpg

そして、液体の比重を測定するという、話もあり、これは少しばかり目から鱗だ.
c0164709_06590698.jpg

今だと比重瓶を使ってしまいそうだからね。


[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-14 07:01 | 科学系 | Comments(0)

僕らの理科実験(Ⅲ)

本の2章は容積のはかり方の研究。
c0164709_21121776.jpg

メスシリンダーの目盛りの読み方や
c0164709_21122131.jpg

ホールピペットの使い方なんていう、基本操作の話もある。
c0164709_21125828.jpg

ホールピペットの図がエジプト人っぽい横顔なのは置いといて、ホールピペットを直接吸っているのは昔の話だからだろう。今だと、多分、ピペッターを使うという話になっていると思う。
それから、試験管などに目盛りをつける話も出て来る。
c0164709_21124907.jpg

ロウをぬってケガいて、そのあとは
c0164709_21124375.jpg

で処理をする。いや、現在では濃度の高いフッ酸は毒物なんだけれど……。いや、昔だって、フッ酸のように危ないものを小学生あたりに使わせてはいけないと思うのだけれども。これは有りだったのだろうか。
c0164709_21130406.jpg

続いての章は秤がらみ。使い方だけでなく、簡単なものは作ってしまうという、DIYの精神に満ちあふれた話が続いていく。
[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-11 21:15 | 科学系 | Comments(0)

僕らの理科実験(II)

僕らの理科実験、表紙をめくると何葉かの写真の頁がある。
c0164709_21583873.jpg

その一つのタイトルは三郎さんの実験室。
c0164709_21592518.jpg

本文中にも整理された実験台の図があり、さらには消火砂まで用意せよとのこと。
c0164709_21593048.jpg

家庭内での実験を推奨し、それも火が出ることが前提となっている。
とはいえ、家が燃えたり、怪我をしてはだめなわけで、そこらあたりは、ちゃんと失敗談を入れて釘を刺すようにしている。たとえば、○○さんの失敗の図は火薬の爆発。
c0164709_22001395.jpg

もっとも図からは失敗感はあんまり伝わっては来ない。
c0164709_22003397.jpg

こちらは、友人に見せようとして失敗しているの図。これなんか、フラスコ内に空気が残っているところへの引火だから、一歩間違うと大惨事の気もする。これは第1章の実験の際の心得への中だけれども、なかには、薬さじの作り方なんて実用的な話も掲載されている。
c0164709_22001879.jpg

もっともこれは手始めで、その後には、そこまでやるのかという細工が出て来るのではあるけれども。
[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-09 22:00 | 科学系 | Comments(0)

僕らの理科実験(I)

子供の科学文庫の一冊としてやってきた本は「僕らの理科実験」である。先日掲載した「こどもの地震学」のようにはおどろおどろしくないものであった。
c0164709_21103332.jpg

c0164709_21103953.jpg


「こどもの地震学」が対象読者として中学生から高校生を想定している気がするのに対して、こちらの本はより低学年、小学校上級程度を対象にしている気がする。「僕ら」が「ぼくら」になって対象年齢が上がったのはちょっと逆の気もしてしまうけれど、これが、比較した2冊の本に限られた話か、シリーズを通してかは現時点ではよく分からない。


さて、子供の実験に関する本は、これまでもいくつか紹介してきた。それらは大きく二つのパターンに分けられるもので、一つは、いろいろな実験を寄せ集めたもの。たとえば、「化学実験と化学遊戯」
c0164709_21100473.jpg

では、絵の具を使った
c0164709_21101213.jpg


と言ったような単発の実験ネタが並んでいる。その背景にある現象までは踏み込めないあたりは、現在の子供向け科学教室と似てるかなという気もしてしまうのだけれど、何をやるかが分からない者にとっては有り難い方向性だ。

一方、日本児童文庫の「たのしい科学の実験」

c0164709_21112801.jpg

c0164709_21113255.jpg


では、浮力などについて大きなまとまりがあり、その中で個別の実験を行うようになっている。
c0164709_21114721.jpg
中には密度表のように独立にも役立つものもはいっている。

c0164709_21120823.jpg

また、「実験と応用」
c0164709_21122860.jpg


でも、関連する知識を説明して、その上での実験を提示する形になっている。この本に出て来るガソリンがらみの話では、
c0164709_21123826.jpg

ガソリンスタンドの様子を交えながら(和服のスタンド嬢がいたというのは、なかなかインパクトがある)
c0164709_21124743.jpg

、エンジンでのガソリンの燃焼などを経て、ガソリンを燃やす実験へと繋がっている。
c0164709_21125460.jpg


その上でガソリンを使った実験の話が出てくる。
c0164709_21141131.jpg

それにしても水面上で燃えるガソリンに指を突っ込んでロウソクのようにする実験、今だったら絶対に本には出来ないだろうと思う。
c0164709_21141572.jpg

こちらのタイプの本は、書かれている実験の種類は少ないけれども、その背景知識も含めて得られるというスタイルである。

これらの本に対して、「僕らの理科実験」は、「実験の際の心構へ」という、研究の内容ではなく、実験上の注意事項から始まっている。特に頁を割いているのが事故に関する事柄である。
c0164709_21145864.jpg



まあ、実験と応用のガソリンの実験も、一歩間違えば大惨事であるし、子供は爆発物なんかが好きだから、色々な事故も起こっていたであろうことを考えると、当然のことではあるかもしれない(そういえば、「楽しい科学」のロケットの回でも、最後に大学の先生が出てきて、子供がロケット遊びで怪我をする話をして、勝手に実験しないで、学校の勉強をして将来につなげてね、という話をしていた)。

では、次の章から具体的な実験に移るのかと思うと、メスシリンダーの読み方から、目盛りの付け方(目盛りの付け方にはフッ酸まで出てきてしまうのだけれど)などの話が展開し、その後もバーナーの構造やガラス細工など、実に、実験技術に関する話に終始している。どちらかというと、「化学実験の基礎技術と、実験器具の作製法」というタイトルがふさわしそうな内容になっている。

なかなか意表をついた方向性で、実験内容については、学校の先生と相談して決めてねというあたりで、さらっと片付けられてしまっているのだ。

確かに、今みたいにホームセンターで実験器具を売っているわけはなく(そういえば、子供の頃はホームセンターもハンズも無かったけれど、試験管やらアルコールランプは何処で買っていたのか不思議に思えてきた。科学教材社はもっと電気よりの品が中心だったはずで、デパートには子供実験品を一部はうっていた記憶もあるけれども、確か子供実験用の薬品を売っている店まで自転車で買いに行った記憶があるがどこだったのだろう??)、作るところから必要だったのは分からないでもない。

山北藤一郎さんの本を見て、モーターやら模型を作っていた人々は都市部にはいたようだけれど、この本を読んで自分の実験机を作っちゃった子供がどのくらいいたのか、そして、どの後にどのように大きくなったのか、知りたいところだ。


えっ、理科実験の中身の写真がないって。……はい、いろいろあるので、そのあたりは次ぎに。


[PR]
by ZAM20F2 | 2016-02-07 21:16 | 科学系 | Comments(0)