等方相-SmA相相転移

等方相からN相への転移では、N相は界面等の影響がなければ、球形の液滴として出現する。もちろん、N液晶には異方性はあるけれども、界面で配向が正弦されるため、液晶自体の異方性はドロップレットの形状には反映しないように思う。
一方、等方相からSmA相が出現する場合には事情は大いにことなり、バトネ(フランス語で棍棒の意味らしい)と呼ばれる組織が出現する。
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写真左の暗部は空気。空気界面で分子は界面に垂直に成長する。一方、右側の暗部は等方相液体で、その中に棒状のSmA相が出現している。

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# by ZAM20F2 | 2008-08-17 18:39 | 液晶系 | Comments(0)

はりねずみ

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ハリネズミは欧米では日常的に馴染みに深い動物なのかなと思うことがある。液晶に見られる欠陥に1点から放射状に分子がならんだものがあり、日本人だったら間違いなく海栗欠陥というところをかれらはハリネズミと呼ぶのである。
思わぬところからリンクがはられてしまい、動揺のあまりのアップ…
もっとも、局所ピークは昨日だったようだけれど…
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# by ZAM20F2 | 2008-08-17 09:12 | 物系 | Comments(0)

絶滅種 Pickett 社計算尺

計算尺はかつては理工系の必須アイテムの一つ。理工系だけでなく、中学校でも教えられていたはずである。日本だと、竹製のヘンミやリコーが有名どころだと思うけれど(あと、現行でコンサイスの丸形がある)
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これは、米国Pickett社で本体はアルミ製。なかなか近代的な感じのするツールである。
理工系用の計算尺は関数電卓の出現により1970年代に一気に絶滅した。確かに、使用に熟練を要し、でも有効数字は2から3桁程度で、指数部分は自分で考えなければならない道具よりは、とりあえずボタンを押し間違えなければ8桁程度の有効数字で計算結果が出てくる道具の方が便利なものではある。
計算尺は絶滅が急激だったので、流通在庫が結構文房具屋さんに残っていたし、今でも気合いで探せば出てくると思う。ただし、技術用の尺が多いやつはコレクター間で人気が高く、なかなか発掘されることは少ない。
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# by ZAM20F2 | 2008-08-16 17:25 | 物系 | Comments(0)

D線分離への遠そうな道(1)

手作り分光器というジャンルがある。Webを検索すると、いくつか作り方が記してあるサイトがある。かつては、透過型の回折格子フィルムを使うのが主流だったけれど、最近はCDを使うのが結構多い。国立科学博物館で売っている簡易キットもかつてはフィルムだったけれど、最近はCDらしい。
さて、そんな手作り回折格子、どこまで分解能を上げられるものだろうか。1000本/mmのフィルムを使うと、太陽スペクトルのD線は淡いけれども暗線として一応は確認できる(直接太陽光をいれるのではなく、適当なもので反射させて見ないとt目を痛める危険性がある)。でも、ナトリウムのD線は本来は2重線なわけで、それを分離できたら格好いいなぁと思い立った次第だ。
で、コリメート用の150mmの単レンズでだいたい平行(気分)にした光を1000本/mmのフィルムにあてて、回折光をカメラレンズでCCD面に結像するシステムを「学校工作用紙」その他で作ってみた。
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のだけれど、今ひとつ出来はよくはい。

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# by ZAM20F2 | 2008-08-16 09:05 | 科学系 | Comments(0)

スフィンクス

スフィンクスのような猫がいた
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それにしても、暑い日だ。
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# by ZAM20F2 | 2008-08-15 18:51 | 動物系 | Comments(0)

しお

液晶はスメクチックのかなり固いのでも、結晶と違って粒界がほんにゃらしている事が多い。結晶だと塩のように外周は角張るでしょ。と言ったら?の顔をされてしまった。どうやら、塩の結晶を見たことが無かったらしい。その時は、その辺にあった10倍のルーペで、やっぱりその辺にあった塩を見せたのだけれど、ZUIKO AUTO-MACROの試し撮りに塩なんか悪くないかなと思って撮ってみた。
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撮影はZUIKO AUTO-MACRO 20mmF2.0 65~116チューブをめいっぱい伸ばしている。絞りはF11。専用のリーベルキューン鏡をつけて、横においたストロボからの光をミラーで跳ね上げて撮影している。背景はスポンジ状のゴム。
氷か何かの固まりに見えるかもしれないけれど、105円で買ってきた昔塩。角がきっちりと角張っていないのは、日本の湿気で溶けたためだと思う。もっと大きな岩塩のサンプルでも、日本では油断をしていると角が丸くなってしまう。
ちなみに、同じセットアップでノギスの一部分を撮影したのが

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こちら。目盛りの間隔は1mmである。
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# by ZAM20F2 | 2008-08-15 14:52 | 物系 | Comments(0)

絶滅種 内田英式点線烏口

しばらく前に、ある写真屋さんのブログで、ロットリングという言葉が若者に通じないという話が出て、おじさんの達の間でコメントが盛り上がっていたけれど、烏口は、そのロットリングによって追いやられた道具。
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写真は、烏口の中でも少しばかり変わり種、点線用の物。一応、嘴の先端に点線用のホイールが付いているわけだけれど、こうなると烏口と言って良いのか微妙なところはある。ちなみにリーフラー社の点線用は烏口部分を持たずにホイールが付いている。
図面屋さんは、定まったルールで点線やら破線を使うわけだけれど、複数の測定データを1枚のグラフにプロットする場合には、気分で実線やら点線を使っていた。かつては、グラフは墨一色だったから、線が紛れないようにするためには、線の太さを変えたり、線種を変える必要があったのである。しかし、最近は、カラーズ版が一般的になり、いろんな種類の点線やら破線を使う芸は廃れてしまった。世の中、ちょっとした芸というか知恵がどんどん失われている気がする。
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# by ZAM20F2 | 2008-08-15 07:38 | 物系 | Comments(0)

顕微鏡写真 再び

気をとりなおして、再び顕微鏡写真

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# by ZAM20F2 | 2008-08-14 21:21 | 物系 | Comments(0)

顕微鏡写真

さあて、夏休みだし、顕微鏡写真でも撮ってみるか。

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# by ZAM20F2 | 2008-08-14 06:46 | 物系 | Comments(0)

まるまる3人組 kawaii

どっから家にきたのかは忘れたけれど、気がついたら家にいついていた。
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# by ZAM20F2 | 2008-08-13 21:03 | 物系 | Comments(0)

見つかったそうだ

迷い猫が見つかったそうだ。
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それにしても、探索時のポスターは
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だったので、ご本尊と随分違う写真をもとに、よく見つかったものだと思う。
あるいは、
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のポスターの飼い主さんの心が通じたのかな
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# by ZAM20F2 | 2008-08-13 07:32 | 動物系 | Comments(0)

組織観察しやすいセル

液晶の組織観察にあたっては、見たい組織が見えるセルを作ることが重要である。例えば、ネマチック相だと
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のようなシュリーレン組織を出現させたいところだ。そのためには、セル界面で分子が界面に平行(もしくはチルト)に配向していないといけない。垂直(ホメオトロピック)配向になろうものなら、視野は一様に暗く、液晶を入れ損ねたかと思うことになる。
セルには水平配向処理剤を塗って、ラビングをしないでおけば、界面で分子は平行になる。ここで、重要なのは、この手のセルに液晶を注入するときは、等方相でいれることである。

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# by ZAM20F2 | 2008-08-11 21:21 | 液晶系 | Comments(0)

等方相-ネマチック相転移

等方相からネマチック相が出現するときは、等方相内に液滴(ドロップレット)としてネマチックが出てくる。転移は弱い1次転移なので過冷却はまず生じないと考えて良い。
写真は5CB。転移点はほぼ35℃である。
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ドロップレットが接するとひょうたん型に変形していく。このことからも、ネマチック相が流動性のある柔らかい相であることが分かる。もっとも、SmAのバトネなども、接触により変形するので、それだけからは、層構造の有無を判断にしにくいのだけれど、層構造があると、ネマチックのように球形のドメインで出てくることは少ないので区別が出来る。
黒い領域が、まだ接していない2つのドメイン間でつながっているように見える。これは、界面由来のため。セル厚をもっと厚くして、等方相中に完全に液晶相が浮いた状態だと、それぞれのドロップレット間は完全に独立になる。
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# by ZAM20F2 | 2008-08-10 17:34 | 液晶系 | Comments(0)

絶滅種 内田洋行英式小文廻鉛筆三兄弟

内田洋行の英式コンパスは、まだまだ文房具屋の片隅には転がっている品物である。でも、どう考えても、製造はされていないし、突然にブームになって製造再開となることもないと思う。そういう意味では、もはや絶滅に向かって一方通行の途に入った品と言えるだろう。
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写真は、内田洋行英式小文廻鉛筆三兄弟。手前から、引針式、抱針式、特製である。目につく最大の違いは、持ち手の形状かもしれない。また、目につきにくいところで、接合部の組み合わせに数が抱針と特製の方が多いといった違いもあるけれど、なんといっても一番の違いは針の固定方法である。

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# by ZAM20F2 | 2008-08-05 22:25 | 物系 | Comments(0)

絶滅種-リーフラー社ドロップコンパス

リーフラー社のドロップコンパス。世の中で一番美しいコンパスではないかと思っている。
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もっとも、リーフラー社のドロップコンパスでも、
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の方は、梨地仕上げで、上のコンパスほどは美しくはない。

リーフラー社は、もはやコンパスは作っておらず、国内の流通在庫も、ほとんど残っていないのではないかと思う(などと書いていると思わぬところにあるかもしれない)。コンパスは、いまでも文房具店などで売ってはいるけれど、製図用の高級コンパスは入手困難なアイテムになっている。20世紀の絶滅種の一つ。
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# by ZAM20F2 | 2008-08-03 20:41 | 物系 | Comments(0)

ぐいのみ

徳島で買ったぐい呑み。多分、大谷焼きだと思う。
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ZDM50F2。ストロボはOM用のものを有線で発光。露光量は絞りで調整している。もう少し正面からのライトがあってもいいかもしれない。まあ、習作ということで。
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# by ZAM20F2 | 2008-08-03 16:43 | 物系 | Comments(0)

温度変化による複屈折量変化

等方相中に出現するネマチック相のドロップレットを撮ろうかと思っていたのだけれど、セル厚かホットステージの温度ムラのためか、一方から液晶相だ出現してしまい、思っていた絵柄は見えなかった。というわけで、方針を変換して、ネマチック相内で温度を変えた場合の複屈折変化を見ることにした。ネマチック相の2次のオーダーパラメータは転移点近傍で0.4、温度を下げていくと0.7程度まで大きくなるので、複屈折も転移点から温度低下により大きく変化するので、色調も大きく変化していくのはずなのである。
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転移点近傍(表示温度34.1℃。以下温度は表示温度)。右側の暗い領域は等方相。当然、こちらに近い方が複屈折が小さいはずなので、右側の緑より左の赤紫系の色の方が複屈折が大きい。

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# by ZAM20F2 | 2008-08-02 07:27 | 液晶系 | Comments(0)

IPSの画素

MVAの画素の写真をだしたので、こんどはIPS-Pro。これは家のテレビではなく、某所にあるもの。
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先ずは38mmF2.8で撮影した物。撮影倍率はMVAと同じで4倍強のはず。
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とそこからピクセルを切り出した物。真中あたりに切れ目が見えるけれど、今ひとつピントが悪いというか、微妙な写真。続いて、20mmF2.0
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さらにピクセル切り出し
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こちらは、真中の切れ目がはっきりとした形になっている。WebのH社で上がっている切れ目の形に近いので、だいたいいいのだと思う。

でも、こんな画素でどんな風に電場をかけているのだろう。
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# by ZAM20F2 | 2008-07-31 22:50 | 液晶系 | Comments(0)

中間調の表示ムラ

画素の撮影に用いたMVAのテレビは、実は中間調の表示ムラがある。
白だと
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こんな感じで別にムラは見えない。
黒だと
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こんな感じで、やっぱりムラはない。

だけど、だけど、ダークグレーにしてみると

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となるのであった……………。ムラに気がついたのは、画面に映る風景の青空に、なんかパターンが出てくることで、表面が汚れているのかと思ったけれど、埃をはらってもムラがある。というわけで、ムラは液晶の中らしいことになった。

業界の人によるとムラの原因としては、イオン性不純物による保持率低下、初期配向の乱れ、アンカリングエネルギーのばらつきが考えられるらしい。どうやって確認するか思案中。
あと、ムラの状況の経時変化も興味深いところ。なにしろ、買った当初にはムラの存在には気がついておらず、多分、1年くらい使用してから気がつくようになったのだ。
それから、上の写真は、微妙にピントをずらしている。ピントがばっちりだと、モアレが出てしまったりするのであった。
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# by ZAM20F2 | 2008-07-30 21:06 | 液晶系 | Comments(0)

MVA液晶TVの画面をマクロ撮影してみた

家にある液晶TVはメーカらからしてMVAだと思っている。
で、どうなっているのかなと思って、古いマクロレンズを引きずり出して撮影してみた。

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Zuiko Auto-Macro 38mm F2.8 Auto-Ex Tube 撮影倍率4×程度。見ている倍率は、ディスプレイサイズに依存してしまうので、一意的には定まらない。本当は、スケールも写して、実際の大きさの程度を示さないといけないのだけれど、それはそのうちに。

このくらいだと、それぞれの画素のなかに、なんか黒い点があるように見える。

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上の写真から、600×450を切り出したもの。切り出してみると、画素にあるのは、黒い点ではなく、卍というかハーケンクロイツの崩れたような形であることが分かる。
コントラストが低いけれど、これは、拡散性のあるフィルム(表面のノングレア)などを通して撮影しているためか、振動を完全に落とせていないためだと思う。

もう少し倍率の高い写真も撮ってみようと思って、Zuiko Auto-Macro 20mm F2.0を持ち出した。OMシステムのマクロでもっとも焦点距離の短いやつだ。

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Zuiko Auto-Macro 20mm F2.0 Auto-Ex Tube 撮影倍率9×程度

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上の写真から、600×450を切り出したもの。

OMシステムでは焦点の短い方は20mmなんだけれど、ロッコールにはもっと短いのがある。最初は、ライツから短焦点マクロが提供されていたけれど(中古屋さんで見たことがあるけれど、さすがに手が出しにくい価格だった)、その後、ミノルタオリジナルの短焦点マクロが発売されてた。このレンズは、顕微鏡のRMSマウントなので、他社のカメラでも使用可能。

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Bellows Micro Rokkor 12.5mm F2.0 撮影倍率は14倍程度。OMの対物レンズアダプターを通して、 Auto-Ex Tube に接続している。

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上の写真から、600×450を切り出したもの。
像があまいのは振動のためか、あるいはピントの微調が困難であるためのような気がしている。今回はオリンパスのフォーカシングレールを使っているけれど、もっと微調ができるレールが欲しくなりつつある。


大きなマスは6×3、小さなマスは2×3(-1)に区切られている。それぞれ、中央から4本の黒い領域が周辺に向かって拡がっているのは、偏光子か検光子の軸に平行(か垂直)な部分。それにしても、こんなに細かく分割しているとは知らなかった…。
日本メーカーのテレビだけれど、パネルは、台湾製ではないかと(勝手に)思っている。なんでそう思うかという理由は次回に。
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# by ZAM20F2 | 2008-07-30 20:54 | 液晶系 | Comments(0)

ねこがいた

近所を
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歩いていたら、門柱の上に猫がいたのでブログを始めることにした。
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# by ZAM20F2 | 2008-07-27 20:39 | 動物系 | Comments(0)