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新機材

ホットステージ2号とあわせて、温調の新しいのを買い込んだ
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などと記すと、前を読んでいる人なら、温調は2つ持っていたはずではないかという突っ込みが出てきそうである。いや、そうなんだけれど、諸般の事情で、2つとも家には今はないのである。
1台目は、勤め先で電力調整器タイプの温調が欲しいという声があり、家に2セットあるから1台は供出してもいいやと持って行った。で、2台目は、冷静に考えると、プログラムタイプで、ある温度に設定してという使い方がしづらいのが分かって、もう一台という気分になった。ちなみに、2台目も勤め先で、プログラムタイプが必要な状況が発生して、供出している。なんか、一般とは逆の意味で公私混同状態だ…。
2セットほど電力調整器と組み合わせで供出したにもかかわらず、まだ、電力調整器の在庫がある。まあ、こんな事もあろうかと、ネットオークションでまとめ買いをしたためなんだけれど(多分、3台目が最後だと思う。)、そのため、温調も電流出力のを入手する必要がある。が、ネットオークションを見ていても、なかなか出てこない。小がないから、新品をと考えはじめたけれど、オムロンのは結構高い。ソリッドステートリレーを制御する電圧出力タイプは1万円程度の安いタイプがあるのだけれど、電流出力は2万円近くなってしまう。他のメーカーはないのかとWebをあさっていたら、パナソニック電工で、1万程度で望みのスペックのが見つかった。それが上のやつ。
高校などで液晶用のステージを作るなら、電力調整器は新品で買うと高いので、ソリッドステートリレー用のを買うしかないと思うけれど(それだと、温調一式と、ホットステージの材料で2万円でおつりが来る。これなら、SSH程度の高校なら支出OKの範囲内だろうと思う)、電力調整器の在庫がある以上は、これが、ほぼ唯一の選択肢ではないかと思う。
さて、パナソニック電工の温調、初期設定では、D要素が強すぎる模様。何しろ、昇温過程で、比例帯に入るはるか手前あたりから、出力が止まって、振動しながら温度が上がっていく。もちろん、目標値で安定などせずに、結構大きくゆらゆらする。で、オートチューニングをした。マニュアルだと、4時間たってもオートチューニングが終了しない場合は、オートチューニングを止めるとあったので、いったい何時間かかるのかと不安だったのだけれど、割と直ぐに終わった(というかほっといて、他の事をやって戻ってきたら終わっていた)。その後は、問題なく動作している。(電力調整器のフル出力をいじってもよかったけれど、それはやっていない)
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by ZAM20F2 | 2011-11-01 06:55 | 科学系 | Comments(0)

ホットステージ2号

液晶観察用のホットステージ2号を作りつつある。
1号は、色々考えて作ったつもりだったのだけれど、試料を入れるところの幅が狭く、スライドガラスを縦に二つに切って使うような作りだったため、使いにくかったのだ。1号が、あんな作りになったのは、試料の上下を、きちんと加熱した金属板で蔽いたかったため。横の穴の幅が広いと、設定温度と試料の温度の違いが大きくなるのではと恐れたためだった。
しばらく前に、トロリーバスの走る街に行ったときに、向こうの実験室で使っている液晶観察ようのオーブンを見せてもらった。なんと木箱の中に入っていて、銅製のブロックの上に、試料を置く作りだった。100℃程度いかなら大丈夫だよとの話だったので、それをまねすることにした。
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というわけの第2号。厚さ5mmで6cm×10cmのアルミ板を300円弱で買ってきて、金鋸で二つに切って、ドリルで5箇所穴を開けた物。2枚に切った板の間に80Wのハンダごてヒーターと熱電対を挟んで出来上がり。外箱は、厚さ2mmと4mmのシナ合板を買ってきて、適当に切って作っている。様子見なので、接着剤ではなく、テープで仮止め状態である。
、かかった費用はアルミ板300円とシナ合板が500円位。あと、ハンダごてヒーターが400円。ネジは100円くらいだった。熱電対は使い回しなのだけれど、それは一番高久で2000円している。素線を買ってきて、自分でつなげば、もう少し安くなるはず。いずれにせよ、材料費は5000円程度以下で、十分にOK。
とりあえず、試した限りでは、大丈夫そうだ。
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by ZAM20F2 | 2011-10-31 22:23 | 液晶系 | Comments(0)

逃げ水

それほど、はっきりしたものではないのだけれど
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立ち上がると、反射がなくなっていく。
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by ZAM20F2 | 2011-09-22 22:25 | 科学系 | Comments(0)

非標本写真的背景

標本的写真の背景は、基本的に単色無地なのだろうと思う。何しろ主役は、対象物なので、他に目が行くようなものがあってはいけないのである。でも学術的な写真じゃなかったら、なんとなく背景がある方が楽しめるような気もする。先日、出かけたついでに、草魚が生息している川の向こうにあるホームセンターに立ち寄って、少しガラス板を買ってきた。で、前からあるのとあわせて、すこしばかり、がちゃぽんの人を撮してみた。
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これは、下に敷いたのは普通の板ガラス(ただし、ガラスの下は5cmあけて黒い紙)
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ナングレアガラス
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スリガラス
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これは、紫色の透明な色ガラス
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薄い青色のステンドガラス素材
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何度か出てきた濃いめの青のステンドグラス素材
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表面がうねうねしていて青みがかった鏡
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表面がうねうねしている無色の鏡
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表面が凸凹している無色の鏡
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by ZAM20F2 | 2011-08-21 15:14 | 物系 | Comments(0)

流石

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こんな口がねの電球用ソケットが欲しくなって秋葉原に出かける。これらは、顕微鏡用のタングステン球。最近はハロゲン球や、それこそLEDに変わられて、古典的な装置でしか使われていない。
とはいえ、フィラメントはコンパクトに巻いてある。
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ので、発作的に分光用の光源に使ってみようかと思ったのだ。顕微鏡の光源でも分光用の光源でも、全体の明るさよりは輝度の方が重要なので、フィラメントがコンパクトな方がよい。今さら電球と言われそうだけれど、なにしろ近赤外までスペクトルをとるつもりなので、LEDでは駄目なのである。紫外の方は、本当はもう少し短波長まで欲しいのだけれど、まあ、使う予定のレンズも350nm程度までしか通さないし、まあ、いいかなというところ。
で、その辺ではソケットを売っている気がしなかったので、秋葉原に出かけたら、一件目であっさりと見つかった。
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流石、秋葉原だと思う。最近は店の変化も結構激しく、怪しげな部品を売っていた店が、怪しげなカードを売っている店に変わってしまったりしていて、途方にくれることもあるのだけれど、まだまだ、頼りになる場所だ。
ついでに、ハロゲン用のソケットも購入
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家に戻って、電球をつけてみる
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うーん、ソケットをどうやって取り付けるかの工夫をしなくては。
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by zam20f2 | 2011-08-07 17:26 | 物系 | Comments(0)

10mW

ミクロワールドサービスさんの8月5,6日の画像でレーザーポインターが出てくる。海外からの通販を使うと、700mWなんていうグリーンレーザーも入手できる世の中だ。このクラスのレーザーになると、直接目に入れるのはもちろん、ガラス板での反射光でも、ほぼ目がやられる。可視領域の10mWのレーザーが目に入ると、2人に1人は目に回復できない障碍を受けるとされている。

可視領域の強いレーザーが目に入ると、網膜が焼ける。レーザー光は平行光線で、人間の目はぼーっとしていると無限遠にピントがあうので、あっさりと網膜で集光してしまう。ちなみに、人間の目は黄斑と呼ばれる極限られた領域のみ高精細のカラーカメラで、あとの部分は画素数の少ない白黒カメラだ。そして、常に視野の中心画像を黄斑にもっていくように操作している。このため、レーザー光の光源方向を自動的に注視してしまうので、光が目に入ると黄斑が焼けることが多い。そうなると、残存視力は0.1程度になるけれど、これは、いわゆる弱視のような状態で、メガネでは矯正出来ない。
どのくらいの光が目に入ったら網膜が焼けるかは、レーザー事故から分かってきていて、可視領域だと(波長依存はあるけれど)だいたい10mWの光が入ると、50%程度の確率で網膜が焼けるとされている(ただし、波長や条件によっては、それ以下で目に損傷を受けているケースも報告されるようになっていて、この値は下がる可能性があるらしい)。そして、その1/10の1mWが、レーザー装置の一つの安全基準になっている。1mW以下の可視レーザーなら、目に入っても、まぶたを閉じるなどの待避行動を行えば、目には損傷が生じないとされている。ちなみに、レーザー光による網膜損傷は、熱による生体物質の変化なので、閾特性をもった現象であるので、損傷値の1/10なら、障碍が生じる確率はほぼ0であると考えられている(けれど、事故例の増加により例外が出ているらしい)。
MWSさんは、「それなりの知識と経験がある方が,それなりの準備と覚悟をもって行うことが望ましい」と記しているけれど、個人的な経験からは10mWという値を認識している人が必ずしも多くないので、ここに記す次第。
ちなみに、可視領域のレーザーでも405nmや700nmより長波長のものは、10mWでもかなり暗く感じられると思う。800nmくらいの光になると、目には633nmの1mWくらいの明るさなのに、光路調整のための紙をいれると煙が出たりすることがある。通販をやっているお店によっては、レーザー光を弱める安全ゴーグルも売っているので、10mW程度以上のポインターを買って実験をするなら、安全ゴーグルも一緒に買った方がよいと思う。ただし、これらの店で売っている安全ゴーグルが本当に、目に安全なレベルまで減衰するかは保証されていないので、それは、自ら注意する必要がある。
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by zam20f2 | 2011-08-06 08:36 | 科学系 | Comments(0)

二光束干渉用対物レンズ

しばらく前のネットオークションに、ニコンの二光束干渉用対物レンズが出ていた。落射照明用の対物レンズなのだけれど、対物レンズ前面あたりに半透過鏡があり、照明光の一部をレンズ内部の平面鏡にはね戻す。内部の平面鏡と試料からの反射光が干渉して、試料の凹凸に応じた干渉縞が見られるという品である。
まあ、仕事で使う人は新品をきちんと買うだろうし、そうじゃない人は、面白がって買ってみても使うあてが存在しないようなレンズなわけです。
もちろん、私も使うあてなどありません。でも、そこに妙なレンズがあるので、少しの思案の後に応札しました。ら、他に誰も手を上げる人がいなく……………。家にやってきてしまいました。
というわけでスパチュラの頭のあたりを撮ってみました
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同じあたりを、普通の20倍(SLWD)で撮影したのが
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レボルバーを回したりしているので、少し場所がずれています。2枚を比べると、あたりまえですが、干渉の方がコントラストが悪くなっています。これは、平面鏡の無コントラストの画像がかさなっているので、当たり前でありましょう。そして、20倍対物で、ほぼ焦点深度の中にある画像でも縞があり、高低があるのがわかります。
うーん、何に使うかは分からないけれど、中々面白い品物です。
ついでに、しばらく前に出したシュタイハイルルーペを見ると
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という具合。なかなか、ゴミが付着していますが、レンズの中心から同心円のパターンが拡がります。個人的には、スパチュラとガラスで反射率がかなり違うはずなのに、コントラストがあまり変わらないのは不思議なところです。
ところで、3番目の写真、目での観察時には、ものすごくぶるぶると震えていて、写真撮影も、ちょっと油断すると
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と干渉パターンが淡くなってしまいます。どうやら、顕微鏡の揺れの観察用に使える模様です。
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by zam20f2 | 2011-07-02 16:15 | 顕微系 | Comments(0)

にわか地震談義(補足2)

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大昔に、地震屋さんになりたいと思っていたことがある。岩波新書で、新しい地球観(上田誠也)が出てしばらくたった頃の話である。この本は、新しい地球観の2年後に出た本で、家にあるのは初版なので、多分、中学の頃に読んでいるのだろうと思う。この本は、岩波科学の本というシリーズの一冊なのだけれど、これ以外は読まなかった。大人になってから目を通した江沢洋さんの「だれが原子をみたか」も気合いが入った本だ。このシリーズは前世紀の最後頃に新装版が出されたけれど、その後は品切れ重版未定状態。
書く人もいなくなり、そして読み手も減ったとは思いたくないのだけれど……………
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by zam20f2 | 2011-06-12 17:31 | 科学系 | Comments(0)

なみうつ光

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曲がる光の撮影をしているうちに、これを使えば、全反射の他とは違う画像を出せる気がしてきた。そのためには、屈折率の高い層の下に屈折率の低い水だけの層を作らなければならない。液体だと固定できないので、なるべく透明なゲルにすることを考えた。のだけれど、ゼラチンは、今の季節かたまりにくいと思い、寒天を使ってしまった。薄く作ったのだけれど、結構散乱がある。寒天部分に光を通すと
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となってしまう。もう少し別の試みの必要がある。
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by zam20f2 | 2011-05-19 21:14 | 科学系 | Comments(0)

単色光による照明

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よくあるカラーチャート。これは蛍光灯下で撮影。これを緑の塩ビシートを通した殺菌灯で撮影すると
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ついでに、ブルーの塩ビシートを通した場合
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下の二つの色調は原理的に、sRGBだろうとアドビRGBだろうと、色域の範囲外。それから、マス目にかかわらず同じ色調で明暗だけ変化すべきなのだけれど、そうはなっていない。
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by zam20f2 | 2011-05-18 07:56 | 科学系 | Comments(0)