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quick fix

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お蔵入りになっていた電卓。キーが効かなくなってしまって、メーカー修理は望めないし、自分でやろうとすると、本体を二つにしないといけなそうなので、そのままになっていた。何しろ、捨てるにはもったいない。
この頃の電卓、
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この機種でもボタンが効かなくなる故障がある。それも修理困難かと思っていたら、電子工作やってみたよに簡単修理の方法が載っていた。それによると、多い辞書などを上にのせてへ一晩おいて、平面性を撮れば、復活するのだそうだ。

というわけで、機種は違うけど、同じ方法を試してみることにした。辞書ではなく、アルミ板を置いて、重しを乗せて、一晩おいてみたのだけれど、残念ながら、復活しなかった。

だめだったなぁと思いながら、ふと、Web検索をしたら、hp48 gx quick fix というyoutubeの動画があり、それによると液晶ディスプレイの下の
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ペンのあたりの部分を押すと、復活するらしい。

半信半疑で試してみたら、見事に復活しました。置いとくと、数日程度で、また効かないキーが出てくるのだけれど、また押せばすぐに復活する。

というわけで、電卓、見事に復活しましたとも。捨てなくて良かった。


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by ZAM20F2 | 2017-12-03 19:08 | 物系 | Comments(0)

刃物店員の刃物知らず……

国道の拠点の近傍にいく用事があったので、ついでに刃物屋さんにも足を伸ばした。
非売品ではないのだけれど、藤原良明の小刀が飾ってある。ショーケースの中でアクリルの台で斜めに立てかけているのだけれど、小刀が長すぎて先端が後ろの壁に当たっている。でも、記憶をたどると、前回来たときは、藤原良明ではなく藤原真平の小刀だった気がする。で、先端が壁にめり込んでいるのにショックをうけて、店員さんに扱いに注意するようにお願いした。
記憶が正しければ真平銘を良明銘に替えたわけで、裏では随分と在庫を持っているのかなぁという気分になっている。
そういえば、その前来たときには、重房の小出刃とアジ包丁が入れ替わって展示していて、最初に指摘した店員さんは、「手作りだからばらつきがある」なんて重房さんに失礼な事を言っていたけれど、しつこく喰い探った結果として呼ばれてきた店員さんは、一目見るなり間違いを認めて入れ替えていた。
で、本日は、まだアジ包丁があるか見に行こうと思ったら、手前で店員さんが段ボールを使った梱包作業をしていて、奥にいけない。まあ、見ても買うわけではないので声をかけて通してもらったりはしなかったのだけれど、梱包作業を見ていると、段ボールを切るのに、小型のカッターナイフを使って、刃をものすごく出して使っている。切っている最中に刃が撓うのが見て分かる。
いや、これ、危なすぎるでしょう。というか、伝統ある刃物屋の店員さんの作業としては、あるまじき刃物の使い方。
決して若い店員さんではなかったわけで、この店、確かによい刃物は置いてあるのだろうけれども、店員さんは決して刃物好きではなく、単なる商品でしかないんだろうなぁと感じてしまっている。
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by ZAM20F2 | 2017-12-02 20:37 | 文系 | Comments(0)

普通のピンセットを買おうとピンセット屋さんのWebを見ていたら、妙な形態のピンセットに目が行ってしまった。
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一段折れ曲がりに2AEは持っていて便利に使っているのだけれど、これは、2段折れ曲がり。
余りの変さに、ついでにポチッてしまった……
手元には届いているのだけれど、ばたばたしていて試す機会を作れないのが悲しいところだ。

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by ZAM20F2 | 2017-11-28 20:57 | 物系 | Comments(0)

赤外分光器の分散素子


大昔の分光器の取り外し部品らしい。物差しと合わせると10cm程度の大きさのプリズムが使われている。
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なかなかの迫力だ

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普通の分光器のプリズムは石英や光学硝子で作られているのだけれども、このプリズムの素材はNaCl。塩のプリズムだ。使われていた分光器を見たことはないけれども伝え聞く話では赤外の分光器だったそうだ。

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赤外の分光器は、現在はFT型ばかりだけれど、その昔は分散型素子を使った物も使われていた。もっとも、この品は分散型素子でもかなり昔のものではないかと思う。

プリズムがNaClで出来ているのは、石英やガラスは赤外に吸収をもっている領域があるため。回折格子と異なり、材料が透明な波長範囲でしかプリズムは使えない。

NaClのプリズムは柔らかいので、傷をつけないように注意が必要だ。残念ながら端が少しかけてしまっているけれども、でも、面はなかなかきれいだ。これは、かなりたいしたことだ。何しろNaClには潮解性があるので、極東の島国で湿度対策をせずにおいておくと、表面が不透明に荒れて、流れ落ちてしまうのだ。装置を動かしていない時は、本体から外してデシケータで保管していたようだ。
その後ずっとデシケータで保管されていたわけだけれども、よくまあ、ご無事でという気もする。

半導体検出器のような感度の高い赤外検出器が存在しなかった当時に、こんなプリズムを装着した分光器で赤外の測定をするのは、それだけで一仕事だっただろうと思う。



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by ZAM20F2 | 2017-11-26 13:15 | 科学系 | Comments(0)

工業用綿棒

前のエントリーで、渋谷ハンズは開店当時は、すごい刃物をおいていたと記したけれど、少し前に、新宿店が開店当時に高級ピンセットの品揃えが良かったと呟いていた人がいた。そう言われれば、いろんなピンセットおいてたなという気もするのだけれど、個人的には、それ以上に、綿棒に目がいっていた。綿棒といっても、衛生用品で扱っているのではなく、工業用綿棒。

とりあえず、手元に残っているのは、妙に細い品と、軸がアルミのもの。
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まだ残っているところを見ると、買ってはみた物の、そんなに活躍した訳ではないことになるけれども、こういった品は、通常は、まったく役に立たず、でも10年に一回くらいは、それがあるとないとでは、大違いという状況が生じて、そういう時に、「こんな事もあろうかと思って、これを用意していたんだよ」などと嘯きながら(本当は、面白いから買っておいただけだ)出してみせる品だから、単に、今のところは機会に恵まれていないという話なので、決してムダな買物ではないのである。

それにしても、新宿ハンズから高級ピンセットがいなくなったのと同じように、工業用綿棒もいなくなっていると思う。そりゃ、簡単には売れない品だけれども、渋谷ハンズと併せて(池袋ハンズは記憶の範囲で、開店時から特別なものはおいていない店の気がする)、普通の品しか置かなくなっているように思える。商売上は当然なんだろうけれども、見て楽しむ側からすれば、どんどんとつまらない店になっている。普通には見られない品を置いて、お客の視野を広げるというのは、売上げにはつながらなくても、店としての立派な社会貢献であると思うんだけれどね。

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by ZAM20F2 | 2017-11-19 14:23 | 物系 | Comments(0)

非流通在庫(II)

森平さんでははさみとカタログの他、60匁のダルマ玄翁を買込んでいる。この品も森平さんが鍛冶から直接入手しているみたいなので、非流通在庫だ。
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玄翁本体に銘はないのだけれど、持ち手の端にゴム印で「重族」と押してある。Web上も重族のダルマ玄翁としてあがっている。
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重族は、今は存在していない東京鍛冶みたいなのだけれど、Web上には情報が殆どない。古道具やで品切品として出ている小刀の頁には昭和40年頃の東京鍛冶との紹介があるだけ。重族の鉋を研いだ人のWebでは、地金部分が一部鋼化している面白い組織で、研ぎにくかったとの感想はあるけれども、重族の銘に関する情報はない。

そんな中、森平のWebで重族の玄翁を見つけて、さらに不思議に思ったのだ。というのも、玄翁は小刀や鉋なんかとは随分と違う分野で、一つの銘で両方出ているなんていうのは、あんまり見た記憶がなかったからだ。森平さんで聞けば、そのあたりの事情が分るのではないかと思案した次第。

残念ながら、古い銘だという話で、どこで、いつ頃まで仕事をされていたのか分らなかったのだけれど、話の印象からすると、1人の鍛冶屋さんではなく、鍛冶グループの銘であったのかもしれないようだ。

森平さんのカタログでは、重族銘で釿が出てくる。釿は柄に付ける部分が袋状に穴があいた構造で、何となくだけれども、玄翁につながる要素もあるような気もする。

ところで、なんで重族にこだわっているのかというと、手元に重族銘の小刀があるからだ。渋谷のハンズで買込んだ品だと思う。
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渋谷のハンズが開店したときには、武蔵国水心子藤原良明の小刀がごろごろ転がっていたし、左久作の小刀や槍鉋もおいてあった。手の届く値段ではなかったけれど、今から思えば、借金しても買占めておきたかった品々だ。

重族の小刀は、それらみたいに特別展示はされていなかったけれど、他の刃物と一緒に和式刃物のショーケースにずっと入っていたように思う。それをだいぶ立ってから(その頃には、もう、良明も、久作もなくなっていた)気に入って買込んだ。

ただ、その謂れが分らなかったから、アイヌ神謡集のホテナオに出てくる炉縁魚のように由来を求めている次第。


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by ZAM20F2 | 2017-11-16 08:12 | 物系 | Comments(0)

流通在庫(2)

Webショップは、捜し物が明確な時には効率的かもしれないけれど、多くの人の目にさらされるだけあって、本当の掘り出し物が見つかることは少ない。その点、ふらふらと入り込んだ店には、この前の三つ葉印の事務鋏など、幻の品が眠っていたりする。
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この鋏は、幻というほどではなさそうなのだけれど、森平さんにふらふらと出かけた時に入手したもの。普通の、きちんと作ってある事務鋏だ。
この鋏にしても、菊秀さんや三つ葉印さんの品にしても、現在普通に売られていて実用的に十分な機能を持っている鋏の倍から数倍の値段だ。もっとも、この価格差は今に始まった話ではなく、これらの鋏が普通に売られていた当時も、文房具屋で普通に売っている事務鋏に比べれば遙かに高価な商品だったはずだ。それにも関わらず、当時は商品として成り立っていたのは、低価格の鋏の品質がよくはなかったからかなぁという気がする。そういえば、子供のころ使っていた鋏類は、カシメが緩んで注意して使わないと、まともに切れなくなることもあったような気もする。
そうすると、より安価な製品の品質が向上したことが、これらの高級鋏の需要を減らしていったという話なのかもしれない。低品質と最上品質だったら、高い金を払って最上品質を求めるけれども、そこそこ上品質と最上品質だったら、多くの場合は、そこそこ上品質で満足するわけだから。
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by ZAM20F2 | 2017-11-10 08:09 | 物系 | Comments(0)

流通在庫(1)

菊秀銘の鋏は身に覚えがないのだけれど、身に覚えがあるしたもある。しばらく前に、謄写版原紙を出したけれど、それにくるまれていたゴム切り鋏
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小振りだけれど、なんか格好いい品。これは、ネットで見つけて買い込んだのだけれど、そのときに探していたのは
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博多鋏系なのかなと思うけれど、刻印は
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三つ葉印さんの品だ。
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by ZAM20F2 | 2017-11-09 08:09 | 物系 | Comments(0)

頭痛の元

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三つ葉印の鋏を黒背景で撮ってみた。
眺めているうちに、前のエントリーであげた刃物あそびさんのサイトに、銀座菊秀にも上質の国産鋏が置いてあると書いてあったのを思い出した。
上質の鋏は製図器や計算尺と同じように、かつては、それなりの店には存在していたけれど、今は流通在庫のみとなっている。菊秀さんにまだ在庫が残っているか分からないけれど、保護に行こうかなぁなどと思いながら、とりあえず、三つ葉鋏をしまおうと、箱を取り出したら、中に見慣れない鋏が入っている。
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まったく記憶にないのだけれど、しげしげと眺めると、
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菊秀さんの刻印……
と言うことは、すでに、菊秀さんに行って、保護活動をしていたということですよね…………
まったく記憶にない……………………
なんか、頭が痛くなってきた。
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by ZAM20F2 | 2017-11-05 08:53 | 物系 | Comments(0)

かわいげなし

前のエントリーで振り子の街は購買力があると記したけれど、ふらっと覗いた金物屋さんにも、その気配があった。
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奥の方の包丁コーナーには、正本がごろごろと並んでいた。まあ、ごろごろとあるということは(最近は)そんなに売れていないということなのかもしれないけれど、でも、これだけ取り寄せているということは、わざわざ買う人々が存在しているということ。

まあ、正本の包丁は、料理で飯を喰っている人も使うような品だから、普通の人の購買力とは直接つながりがないのかもしれないけれど、でも、この店には、何気なく三つ葉鋏もおいてあった。
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なかなかコンパクトな一品。「刃物あそび」の「上質なはさみの衰退」に取り上げられているやつだと思う。良い鋏なんだけれど、問題が一つあった。
値段にかわいげが見当たらないのだ。
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眺めるだけ眺めて、買わずに帰ろうと手に取ったら、驚きましたとも、思っていたより遙かに軽い。刃が薄く作ってあって、でも、しっかりしている。なにしろ、2007年レベルで既に消失しかけている品。それから10年たって巡り会うのは奇跡に近いのかもしれない。というわけで、方針を変更した。
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by ZAM20F2 | 2017-11-03 07:53 | 物系 | Comments(0)