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おまけを測る

おまけのカバーガラスの厚さを思わず測ってみた。使ったのは、中古で買い込んだ計器。
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えっと……170ミクロン±5ミクロンのはずなのだけれど、規格外だ。思わずもう一枚測ってみる。
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こちらも規格外。こうなると、カバーガラスのせいか、何かを挟んでいるのか、計器が狂っているのか分からなくなる。
で、別の物を引きずり出す事になる。
こちらは、構造上、長期間での狂いは少ないだろうと思える。
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こちらだと規格内。もう一枚は
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一応規格内。差を見ると、先ほどと同じなので、どうやら、最初の計器が3%弱狂っているとみるのが正しそう。ブロックゲージがあれば、校正値をだせるかなと思うのだけれど、さすがに持ち合わせがない。



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by ZAM20F2 | 2018-01-18 08:41 | 顕微系 | Comments(0)

夏のせい

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顕微鏡用のLED光源。黒い放熱板の方が青色励起のLED、アルミ色の方が紫励起LEDだ。両方とも9Wなのだけれど、紫励起の方は放熱板がかなり温度が上がってしまって、冷却ファンが必要かなと思って、そのまま放置していた。
最初は、紫励起の方の効率の悪さ故かと思っていたのだけれど、それだけでなく、夏で外気温も上がっていたのも影響したようで、青励起もそこそこの温度になっていた。冬になって紫励起を久しぶりに点灯したら、生ぬるいくらい程度で収まっているので、顕微鏡光源に使うことにした。AC100Vの冷却ファンも安いのは入手しているので、夏になったら組み合わせるつもりだ。
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電源はネットオークション経由。
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25Vで1A出る直流安定化電源で、メーターの最小メモリが10mA程度の物があれば問題なく点灯する。
実は直流安定化電源はもう一台ある
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こちらは、サードパーティーの充電池から充電池部分を抜いた物に接続されていて、EM5-MKIIを動かしている。
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by ZAM20F2 | 2018-01-03 18:23 | 顕微系 | Comments(0)

宝探し

放散虫スライドは手元に届いているのだけれど、じっくりと眺める暇がない。とりあえず、4倍対物で覗いてみる。
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暗視野ではなく、位相差つかって照らしている。同じく暗視野っぽく見えていても照明のNAが変わると見た目も変わる。
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今回のスライド、どこに何が隠れているかはじっくり眺めないと気がつかないだろうと思う。ゆっくり宝探しをしようと思っている。
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by ZAM20F2 | 2018-01-01 08:56 | 顕微系 | Comments(0)

ezSpectra 815Vを用いた顕微分光測定(セロテープ編)

前回は顕微鏡についているλ/4板と鋭敏色板(530nmリタデーション板)による透過スペクトルを出したのだけれど、セロテープを何枚か貼り合わせたスライドガラスが転がっていたので、テストついでに、それも測定してみた。セロテープの枚数はきちんと確認していないけれども、多分、1枚から7枚だろうと思う。まず、薄い方から
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これは、λ/4板と同じで、500nm台の窪みが気になる。一部下に凸っぽいけれども、この領域はなめらかに上に凸が正解のはずだ。400nmで底をうって、短波長で上がりかけているけれども、本当に400nmが底なのか、迷光のせいで、そのように見えているのかはこれだけでは判断つかない。
続いて2枚重ね。
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やっぱり500nm台のへっこみは気になる……。極小が725nmあたりなのは、問題啼くOKだと思う。顕微鏡の偏光子は、700nm台で2色比が悪くなって、漏れが出るようになるのだけれど、この結果ではきれいに0に到達しているので問題はないと思う。
そして、これが2枚重ねだとすると1枚の場合の極小は、屈折率分散を考えると725/2nmよりは少し長波長にあると推定される。実際、2枚重ねのものは、400nmでは極小になっていない訳で、これから1枚のものも400nmの極小は、本当ではないと結論して良さそうだ。
3枚重ねだと
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これは、ほぼ、2週目の鋭敏色付近という感じ。この後は枚数を重ねるにつれて、山の間隔が狭まっていく
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最後は7枚だと思う。
見てお解りのように、短波長の方が山の高さが低くなる。これはezSpectra 815Vのせいではなく、他の分光器を使ってもこうなる。おそらく、短波長の方が散乱が強いので、その影響だろうと思う。ベースが浮いてくるのも同様だ。
そして、枚数が増えてくると、見た目では500nm台の窪みは分からなくなっていく。でも、本来よりも凸度が少ないはず。

今回の測定では、画面内でどの場所を測定しているかは、きちんとチェックしていない。測定範囲をきちんと限定するのには、入射スリット(または、その前におく拡散板)をきちんと結像位置に合わせておく必要がある。10倍の対物レンズを使って直焦点で測定することを考えると、スリットサイズが50×500ミクロンなので、5×50ミクロン領域のスペクトルが測定できるはず。拡散板については、取り付け方によるけれども、今は3mm角ぐらいの幅担っているので、0.3mm角ぐらいの領域が測定できることになる。もちろん、照明領域を絞れば、より狭い範囲の測定が可能だ。というか、分光測定をするなら、きちんとケラー照明にして、照射範囲を限定して行うのが筋というのは、古く小穴さんお論文に書いてある話だ。

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by ZAM20F2 | 2017-10-14 09:55 | 科学系 | Comments(0)

そんなに簡単ではない

ミクロワールドサービスさんの、本日の画像で、レイメイ藤井のRXT203を使った顕微鏡写真が掲載されている。まねをしたくなったのだけれど、同じようなものを撮影したのでは、腕の鎖が歴然としてしまうので、掲載されていないようなもの…と考えて、液晶ディスプレイを拡大することにした。

ミクロワールドさんのサイトには、簡単にできそうに書いてあるのだけれど……やってみると、とにかく、ぶれてしまってまともな画像が得られない。RXT203の上にカメラを安定しておくのも結構大変でピント合わせがしにくいし、それ以上にシャッターを押す動作によりぶれまくる。ずいぶんとなれてきたはずの1枚でも使いものにならないような画像だ。
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シャッターを押すブレは、セルフタイマーにすれば防げる。カメラを手で固定していると安定しないので、mtテープでレンズをくくりつけることにした。この方法、悪くはないのだけれど、手間取っているとオートオフでレンズが引っ込んで面妖なことになる。
貼り付けて撮影したのが下の2枚。一方は、緑、もう一方は赤の方が鮮明で他の色はぼけている。これは……見事な色収差の実例だ。
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by ZAM20F2 | 2017-08-06 08:58 | 顕微系 | Comments(0)

コノスコープ NA0.55×1.5

雲母のコノスコープの目玉を見えるようにするために、NA値を大きくした。
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使っている対物はNA0.55のまま。やったことは
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試料上面に半球ガラスを置くこと。
コンデンサの方は元から十分なNA値のものを使っている。

本当は、液晶試料でやりたいところなんだけれど、ホットステージに入れることを考えると、下もスライドガラスではなく、半球レンズにして、上下の半球レンズの位置を精密に合わせて、さらに、電極となる金属ワイヤーをスペーサー兼用でつかってと、なかなか細かい作業が必要になり、アイデアだけになっている。


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by ZAM20F2 | 2017-06-03 22:51 | 顕微系 | Comments(0)

コノスコープ NA0.55

おなじみの雲母のコノスコープ像。使っている対物のNAは0.55
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残念ながらこのNAだと2つの目玉はみえない。


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by ZAM20F2 | 2017-06-01 21:00 | 顕微系 | Comments(0)

スペーサー

しばらく前の電卓の液晶セル、液晶が入っている部分の外側を見ると
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接着されている部分に、細長い棒のような物が入っている。これらは、セルの厚さを一定に抑えるためのスペーサーだと思われる。

スペーサーは接着剤部分だけでなく、液晶にも混ざっている。ただしこちらは棒状ではなく球状だ。
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この画像の黒い点に見えるのがスペーサー。この写真では分からないのだけれども、偏光状態を変えると
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スペーサーの回りは液晶の配向が違っているのが見えてくる。固体の表面では処理のやりかたで、分子は平行か垂直に並んでしまうために、球の周辺の液晶の並び方は平均的な並び方とは違ってしまい、見え方がずれてくる。
まあ、明るい状態で、多少位ところが出ても大勢に影響はないのだけれども、背景が暗いと
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スペーサー回りの明るさは光漏れになって、コントラストを下げる大きな原因になる。
というわけで、液晶テレビなんかには、こんなに素朴なスペーサーは使われていない。
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by ZAM20F2 | 2017-04-04 21:56 | 液晶系 | Comments(0)

ひさしぶり……

絞り動作が固いのでクリーニングをするべく蓋を上げて、少し油断をしたら虹彩絞りが外れてしまった。
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はめ直すの、だいぶ久しぶりだったけれど、無事に戻り、動作も軽くなった。

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by ZAM20F2 | 2017-03-20 18:48 | 顕微系 | Comments(0)

マスク遊び(II)

マスク遊び(I)では、回折格子によって生じた回折パターンを制限することによりあるべき格子がなくなるという話だったわけだけれども、格子模様も見えない構造に対して、ある角度の光のみを通したら、その角度に対応する縞構造が出現してしまうのかというのが本日のお題。というわけで作ってみたのは
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というギョロ目珪藻の出来損ないのようなマスク。これじゃギョロ目というより寄り目だ。実は、もう少しギョロ目っぽい
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こんなのも作ったんだけれど、縞構造が狭くなってしまって、寄り目で撮影することにした。対物につけると
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こんな感じだ。
さて、試料だけれども、何でもいいというわけにはいかない。とにかく、穴の方向に散乱光が来る試料が必要だ。ということは拡散板の類いがいいはずで、頭に浮かぶのはMWSさんご推奨のEB-04なんだけれど、残念ながら手元になかったので、メンディングテープで試すことにした。
普通の画像が
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真ん中に筋が入っているのは、場所とか方向の特定が出来るようにカッターで入れた傷。この状態でのコノスコープ画像(ただしアナライザーは入れていない)は
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こんな感じで結構拡散フィルムとして悪くない感じだ。マスクをつけるとコノスコープは
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となる。いや、マスクのできの悪さが見えてますけれども、何しろ、思いついての試みで、マスクを最適化するのは後の話。このときの実画像は
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見事に出るべき方向に縞構造が出ている。マスクを回転すると
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と傷の方向は変わらないまま縞の無機は変わっていく。ここから試料を回転していっても
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縞の向きは変わらない。このときにコノスコープ画像は
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となっている。

さて、マスク遊び(I)の場合には、一定周期の構造を見ているので、波長により回折角が異なっていた。一方、今回は波長によらず同じ回折角の成分を取りだしている。ということは、対応する構造周期は赤い方が長く、青くなると短くなるはず。きちんとやるには、バンドパスフィルターを使うべきなんだけれど、とりあえず、RGBの成分をそれぞれに見ることにした。
もとの画像では見づらいので、適当なところを切り出している。まずは、RGB揃った画像
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続いて、R、G、Bの画像
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明らかに青い方が細かい縞模様になっている。

顕微鏡……奥が深い。
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by ZAM20F2 | 2017-02-22 20:59 | 顕微系 | Comments(0)