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高画素もどき

機械シャッターと電子シャッターの比較1/6でもやっていて、機械シャッター
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と電子シャッター
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の差はこのスピードではそこそこ目立っている。
この機種、1600万画素なのだけれども、撮像素子を動かした複数露光で、画素の水増しができる。
そういえば、研究用の顕微鏡用カメラも、撮像素子を動かして画素の水増しをする機種があった記憶がある。
で、水増しをしてみたのが
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上が1/6、下が1/80での撮影を等倍切り出ししたもの。上のものも、等倍で切り出した画像なので、比較してみると、確かに水増しの結果として大きめに写っているのがわかる。
もとの画素数は通常撮影で、4608×3456そして、水増しで7296×5472。
ファイルサイズは普通の撮影で、7M程度、水増しで17M程度。


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by ZAM20F2 | 2017-01-23 21:17 | 顕微系 | Comments(0)

電子シャッター・機械シャッター

対物レンズ40倍での直焦点撮影。カメラは非推奨のエントリーのもの。
シャッター速度は1/80。まずは機械シャッター
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続いて先幕電子シャッター
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そして、電子シャッター
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先幕電子シャッターでも、このシャッター速度だと電子シャッターに比べると振動の影響が出ている。
振動の影響はシャッター速度により異なる。たとえば1/1250だと機械シャッターで
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電子シャッターで
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となり見た目の差は少なくなる。
また、シャッター速度2秒と遅くすると、機械シャッター
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電子シャッター
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となり、差が少なくなる。長時間露光で、差が少なくなるのは、露光時間中にシャッターの振動の影響が残っている時間が相対的に短くなるため。

ただ、いずれのシャッター速度でも電子シャッターの方が悪くなることはないので、特に理由(フラッシュを焚くなど)がない限りは電子シャッターがおすすめ。
先幕電子シャッターは機械シャッターよりよいかもしれないけれど、シャッター速度によっては、振動の影響が出てしまう。



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by ZAM20F2 | 2017-01-22 16:45 | 顕微系 | Comments(0)

非推奨

はずれとはずれ(その2)の顕微鏡写真の撮影風景の様なもの。カメラからは2本のコードが伸びている。
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風景の様なものと記したのは、実際には、カメラの背面モニターではなく、USB接続のPC上で画像の確認や撮影操作を行っているから。実際の撮影時には背面モニターはたたみ込まれている。最近のデジタルカメラは、無線を使ってタブレットやスマートフォンと接続出来るものが多く、それはそれで便利なのだろうけれども、PC接続の方が、PC画面でピントチェックをして、深度合成範囲を決めて、撮影しながら取り込んで、すぐに深度合成して結果を確認することができるので便利ではないかと思う。

少し前までは、USB経由PC接続で撮影できるのは、N社とC社のみだった。N社の現状は知らないけれども、C社はカメラを買うとUSB接続ソフトは無料で手に入る。O社は、E3の昔は、USB接続ソフトがあったけれど、操作と取込みのみで、ライブビューは出来なかった。ライブビューのようなことをするためには、PCにビデオキャプチャーをつけて、カメラの出力を拾ってくる必要性があり、実用性は低かった。
最近になって、O社は再びUSB接続ソフトを出して、これは無料で入手できるし、PC上でライブビュー可能となった。さらにカメラが完全電子シャッター対応なので、接写や顕微鏡撮影用としてはかなり具合がよい。取込んでPCに記録するファイル名も自分で決められるので、メモ代りに使える。
というわけで、O社のカメラを顕微鏡に乗っけていて、コードの1本はUSB接続だ。
もう一本は電源ケーブル。と書くとO社のカメラを使っているひとは疑問に思うだろう。C社や、それからP社なんかは、電池ボックスに差込むタイプのAC電源があり、それだけでAC電源駆動が可能になるのだけれど、O社の場合は、カメラの下に謎のグリップを1段か2段つけないとAC電源供給が出来ない仕様なのだ。
 それにも関わらず、グリップなしでコードが出ているということは、電池ボックスに装着するAC電源を使っていることになる。
 使ったのは、互換バッテリー。これを分解して、中の電池を取出して、代りにDC電源に接続している。互換バッテリーでなく、正規品でも良かったのだけれど、値段を考えると、正規品の分解は躊躇する。いずれ、今使っている正規品の寿命がきたら、作り替えるかもしれないけれど。
 互換バッテリー、分解してみたら、セルが直列で2つ入っていた。本体接続部分には回路が入っていて、電池と回路の接続は3カ所。一つは直列の負、もう一つは、直列接続の正、そして3つめは中間電位。で、最初は正負の2極のみDC電源を繋いで7.6V入力にした。これで、一応は動作したのだけれども、バッテリー残量がほぼ0の警告が点灯する。多少入力電圧を上げても状況は変らない。ということで、±3.6Vを接続して、中間電位にグランドを繋ぐことにした。
使っている電源は他の目的でネットオークションで入手したもの。元々+18V(最大)と-18Vが独立に(でも電圧の絶対値は同じっぽい)出る電源だったので、それを、そのまま使った。この改造の結果、残量0の警告が出ることなく、動作するようになった。

これで、顕微鏡や接写時に電池の残量を気にすることなく撮影できるので、随分と幸せになったのだけれども、やってみて、かなり非推奨。残量0警告は出なくなったと書いたけれども、実は、この電源を入れた状態で、カメラの電源を入れても動作が開始しない。でも、使う前に、充電池でカメラを動作状態にして、電源をOFFにしてから、この電源に入替えて、カメラをONにすると、ちゃんと立上がって、その後は問題なく動作する。長期に使っていなかったあとの立上げでは大きな電流値が必要で、それが満たされていないのかと推測している。それなら、適当なコンデンサを入れておけばクリア出来そうだけれども、根性無しなのでやっていない。

それから……、取出した充電池の処理は困っている。充電池の回収ボックスにしらっと放り込むことも考えたけれど、外装がないので、下手に上から別の電池が降ってきて傷つくと発火する危険性もあると思う。捨てられずにため込まれたままになっている。

あと、経験的に分ったことは過大入力で充電池の回路が壊れる。最初は7.6V入力で使っていたので、改造後に、寝ぼけて±7.6Vをつなげたことがあり、カメラは動作しなかった。しばらくして、過電圧に気がついて、カメラ本体を壊したかとおそるおそる充電池に戻したら、問題なく動作した。ただ、これは、単に運が良かったためかもしれず、運が悪いとカメラ本体が壊れるだろうと思う。

このやり方、推奨する訳にはいかないのだけれども、Webにさらしておいて、O社の人が、こんな需要もあるなら製品化と思ってくれればいいなと思っている。というのは、O社のカメラが某量販店においてあるときに、このタイプのAC電源で動いているのを見たことがあり、内部的には、これの全うなのが存在しているはずだと確信しているので。


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by ZAM20F2 | 2017-01-14 14:02 | 顕微系 | Comments(0)

はずれ

コツブゲンゴロウが回折格子構造による構造発色をしているという話を聞きつけて、中野に探しにいったのだけれど、お店には不在で代わりにツブゲンゴロウを拾ってきた。
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それにしても小さい……。一応M4/3で等倍程度の撮影でこの状況。コツブはこれより小さいのだろうか。
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拡大して注意深く観察するも,色の具合は回折格子っぽくない……
60倍の対物レンズで眺めてみると
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コツブゲンゴロウと違って不規則な構造が並んでいる。
どう見ても、回折格子構造ではない。はずれだったようだ。

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by ZAM20F2 | 2017-01-09 18:55 | 動物系 | Comments(0)

炭酸カルシウムと二酸化ケイ素

MWSさんの微化石プレパラート
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ちり一つない状態でやってくるので、暗視野で見ても
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ご覧の通り。ついでに、偏光クロスニコルだと
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暗視野とは随分と異なった画像になる。
偏光で明るくなるのは炭酸カルシウム系のもの。暗視野で輪郭のみで暗くなるのは、光の波長より大きいレベルで構造が均一になっていて、形状も平面的で散乱が少ないものだと思う。有孔虫も内部輪郭以外は散乱が少ない印象がある。クロスニコル下で複屈折があるので、これらは基本的には結晶性だろうと思う。非晶でも原子の配列に方向性があれば、複屈折は生じるだろうけれども、普通に考えると、そんなことはありそうにない。一方、二酸化珪素の骨格は複屈折がない。二酸化珪素でも結晶だと複屈折があるから、これらは基本的に非晶性なのだろうと思う。

結晶と非結晶の違いが、これらの物質の特性によるのか(非晶の炭酸カルシウムなんてあんまり聞いた気がしないが、二酸化珪素は結晶にも非晶にもなる)、生物がこれらを固定するプロセスによるのかは知らないけれども、特に二酸化珪素の方は、高融点の物質であるだけに、室温程度の環境で(ゾルゲル法なんてのはあるけれど、それでも生物が生きていけない程度の高温での焼成が必要だと思う)形成するのは不思議なところだ。
ところで、炭酸カルシウム系のもの、貝形虫だと偏光顕微鏡のステージを回転しても均一に暗くなる状態を作り出せない。
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一方、マナマコの方は、ある角度で、骨片全体が消光する。
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クルマナマコはステージを回転しても見た目は変わらないのだけれど、コノスコープ観察をすると、光軸がガラス面に垂直(顕微鏡の光軸に平行)であることが分かる。
これらの観察結果からマナマコでは光軸が面内にある単結晶で、クルマナマコは光軸が垂直方向にある単結晶と言いたくなるのだけれども、これらの骨片の形は、普通の結晶成長の話から言うとあり得ないものだ。結晶の平衡形状は、それぞれの結晶面の表面エネルギーの違いにより定まっているとされていたと思う。そこからすると、結晶面を無視している、あんな曲線形状はありえない。それ以上に、穴を開けて表面積を増やすなんてことはあり得ない。もちろん、多結晶集合体だったら、全体がどんな形状になっていても、構成する微結晶が物理化学的に問題のない形状だったら文句はないのだけれども、光学的に均一な構造体があんな形状になられると、途方にくれてしまう。


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by ZAM20F2 | 2017-01-08 09:58 | 科学系 | Comments(0)

Tutorial text

tutorial textと書いてあると、初心者向け入門風におもうのだけれど
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なんか、収差図などに満ちていて、あんまり簡単そうな気がしない。

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by ZAM20F2 | 2016-09-13 22:02 | 顕微系 | Comments(0)

乖離過程

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by ZAM20F2 | 2016-09-11 20:29 | 液晶系 | Comments(0)

コンパクト

このシリーズ、光学がらみの本がいろいろと出ているけれども、いずれもコンパクトにちょっと知りたいことがまとめてあって、なかなか便利。日本語訳になっているのもある。
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プラスチックのらせんリング綴じで、見開かなくても読めるのはいいのだけれど、少なくとも昔のやつのプラスチックは経時変化で折れてくる。まだ分解していないけれど、ちょっと不安。
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by ZAM20F2 | 2016-09-10 08:30 | 顕微系 | Comments(0)

読んでない……

Theつきの本の中にあった参考文献
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タイトルのすてきさにつられて取り寄せたけれど、手をつけられていない……
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by ZAM20F2 | 2016-09-07 06:22 | 顕微系 | Comments(0)

The つき

本のタイトルにTheをつけるなんて芸はNativeだからこそできる芸の気がする。
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これがnonnativeの著者だったりすると、校正者にあっという間にTheを取られてしまうのではないかという気がする。

それにしても、この本、見た目の割りに重たい……なんか、コートに鉛白でも使っているのではないかと疑いたくなってしまう。
重たいので持ち歩く気にならず、なかなか先に進まないのだけれど、Theがついているのは伊達ではないように思う。
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by ZAM20F2 | 2016-09-04 11:08 | 顕微系 | Comments(3)