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越前純雁皮2匁生

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薄手の雁皮紙。鋭敏色板を入れている。紙の方向を45度傾けると全体的に色が青色側に、
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そして、逆方向に45度傾けると黄色側に色が振れる。
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他の部分で試しても同じ傾向だ。こうなるためには、1本の繊維が光学異方性を持っていて、なおかつ、繊維の方向が平均として揃っている必要がある。

少し前のテレビ番組で、鎌倉のお寺で使っている写経用雁皮紙が、紙を漉く時に簀桁(すけた)を前後左右でなく、一方向にのみ動かすことにより、繊維の方向が揃っている(その方が薄くなるらしい)というのを見て、商売柄、細長い物が揃う話には反応してしまうので、それを確かめてみたくなったのだ。
捜した範囲で、テレビで紹介されていた紙は入手出来なかったのだけれども、薄手雁皮紙でたどり着いた紙。全体的にはならんでいるけれども、それと垂直な繊維も見られる。考えて見れば、完全に同じ向きになっていると、すごく裂けやすい紙になる。平均として並んでいても、かなりの乱雑さがあるのは、紙として当然のことだろう。

お店で、ならんでいるか確かめたくなって、手持ちの偏光板を取り出してチェックしようとした。残念ながら確認できなかったのだけれど、お店の人は何をやっているのか不思議だったらしく、レジでセロテープを挟んで色をつける実演をすることになった。

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by ZAM20F2 | 2015-06-17 19:45 | 物系 | Comments(0)

レンズクリーニングペーパー

大昔にE社から買ったレンズクリーニングペーパー。
10倍対物でAir01の直焦点
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λ/4板を入れたおのが
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鋭敏色板だと
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となる。見た目でも分かるけれど、普通の紙よりはすかすかしている。また、繊維以外の物体は見当たらない。

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by ZAM20F2 | 2015-06-15 21:19 | 顕微系 | Comments(0)

異常偏光色(2)

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前のエントリーに出した青色の色素、アナライザーをはずすと
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と青色のまま。着色は複屈折によるものでなく、物質の吸収色であるのは、前の色素と同じ。
前の色素に関して、偏光子は色に影響しないのかという質問を受けた。その時は、曖昧なことを言ってしまったのだけれど、基本的に検光子を抜いてしまえば、複屈折由来の発色は生じないはず。
質問をされた方は、見た目が淡色のものが偏光子を通すと急に濃色になることがあると話していたのだけれど、これは、多分、吸収異方性で説明つくだろうと思う。もし、一方の偏光に対しては強い吸収をするけれども、垂直方向の偏光は素通しの塊があると、無偏光状態ではほぼ50%の光は透過してしまうので、かなり淡い色になる。そして、偏光子を入れて、吸収の強い偏光だけになると、ほぼすべての光が吸収されるので、一気に濃色になる。
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by ZAM20F2 | 2015-05-28 21:27 | 顕微系 | Comments(0)

析出中(2)

少し前の析出中ではごろっとしたものが成長していたけれど、別の色素では
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な感じに結晶が成長していた。もう少し引いてみてみると
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とどこまでもほっそりと伸びている
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by ZAM20F2 | 2015-05-27 21:25 | 顕微系 | Comments(0)

析出物

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析出に時間がそれなりにかかっていると思うのだけれど、単結晶的でないのは何故なんだろう。
周囲の黒い部分は、垂直配向した液晶だと思う。
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by ZAM20F2 | 2015-05-23 22:42 | 顕微系 | Comments(0)

異常偏光色

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クロスニコル間の結晶。黄色や赤の色が見えるということは、単純には数百nmのリタデーションという感じなのだけれど、検光子を抜いてみると
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と着色が見える。
ということは、この色はニコルに挟んだから出ているのではなく結晶の色。そして、クロスニコルで着色したいたのは、複屈折がそれなりに大きくて、複屈折によっては、ほぼ白色の光が抜けていたため。
坪井先生の本にこのような結晶の着色によるものを異常干渉色として説明されているけれども、光学の本を読むと、直交する偏光は干渉しないなんてことがきっぱり書いてあり、クロスニコル中の複屈折物質の着色を干渉色と呼ぶのは科学的には正しくないことになるので、ここでは、Qualitative Polarized Light Microscopy (Microscopy Handbooks)に使われているpolarization color から、異常偏光色という表題にしている。
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by ZAM20F2 | 2015-05-22 21:29 | 科学系 | Comments(0)

バニリン

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右下から左上へ偏光色の変化見本みたいな感じだ。
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by ZAM20F2 | 2015-05-21 21:21 | 液晶系 | Comments(0)

出来ないことはない

ニコンの2光束干渉対物レンズ
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対物レンズの先端にハーフミラーがあり、内側には小さな反射鏡が、外側のピント位置と同じ光路長になる場所に取り付けてある。
落射で使うけれど、照明光が適当な割合で試料と反射鏡に分かれ、もどってきて干渉を起こす。反射鏡は平坦に作ってあるので、試料側の凹凸に応じた干渉が生じる。
干渉がきちんと生じるためには、半透鏡から試料と内側の反射鏡までの光路長が光の波長程度で揃っていないといけない。ずれがあると
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と試料にピントが合った状態では干渉による色調が見えず、ピントをずらすと
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とぼけた画像に干渉の色が重なって見られるようになる。
単色光を光源にすれば、この状態でも干渉縞は見られるだろうと思うけれど、なんか気持ちが悪いので、調整を試みた。
外側のカバーを外すと(これがすごく固かったりする。時にはこびとさんが外しておいてくれることもある)中身はこんな感じ。
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黒い内側の鏡筒に半透鏡がついている。印が付いているのは最初の状態(やら、途中の状態)を保存するため。
根元はねじなので、これを回せば調整出来そうな感じである。先端側にイモネジが2つあるので、これを緩めて、回そうとするも、普通に廻ろうとしない。かなり力ずくで回そうとすると、あとはそれなりに廻ったりもする。
調整後は
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と、試料のピントと干渉縞が重なって見えるようになる。
回すのが固いと書いたけれど、作業中にやっちまったかもしれないと焦った場面もあったし、2つあるイモネジの一つはピンセットがはねて方向不明のまま。個体差はあって、楽に調整出来るのもあるかも知れないけれど、少し用心してかかった方がよい気がした。
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by ZAM20F2 | 2015-05-17 17:42 | 顕微系 | Comments(0)

ビタミンC(2)

昨日とはちょっと違った傾向の風景
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by ZAM20F2 | 2015-05-14 21:38 | 顕微系

ビタミンC

科学的な意味合いは分からずに、眺めるだけになっちゃうんだけれど、少し遊んで写真を撮ったので
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色々な景色が見られるものだ。もう少し違うのもあるので、それは次ぎに

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by ZAM20F2 | 2015-05-13 21:17 | 顕微系 | Comments(0)