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いない

この地域ではガマガエルが準絶滅危惧種らしい。でも、このあたりでは道路を歩いていて車に轢かれたのを見ることも結構あって、絶滅が危惧されている気はしなかった。

でも、考えてみると、このあたりでの繁殖地は、この水場以外はあんまり思いつかず
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この水場が消失したら、一気に絶滅する可能性は高いかもしれない。この水場で例年蛙合戦の様子や上陸の様子を見ているのだけれど、そして、今年も蛙合戦はあったはずなのだけれど、5月にもなろうというのに、オタマジャクシが一匹も見当たらない。さかのぼると、桜の花びらとオタマジャクシが一緒に写っている写真もあり、4月はじめには泳ぎ回っていないといけないはずなのだ。
こんなことは初めてで、何が起こったのかわからず途方にくれている。
今年は、水温が上がってくるのが遅かったようで、メダカの活動もまだ、それほど活発ではない。例年、オタマジャクシが泳ぎ出す4月上旬にはメダカも、だいぶ動いていたけれど、その頃にメダカを見かけた記憶はほとんどない。
ここ数日で、ようやく
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となったのだけれど、何かがおかしな年だ。


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by ZAM20F2 | 2017-04-24 21:01 | 動物系 | Comments(0)

世界最高密度

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この写真を撮影した時点で、この場所は、キヤノンの強誘電性液晶ディスプレイが世界最高密度で存在している場所だったのではないかと思う。2台とも画像は表示できるのだけれども、動かす方のPCが1台しかないので一方にしか画像が出ていない。IBM PC/AT 互換機で動かすには、PCIバスに専用のディスプレイカードを挿す必要があり、さらにドライバはWin3.1、95、NT用しか存在しない。
それにしても、今日まで、ディスプレイが途中でモデルチェンジしていたとは知らなかった。画面がついていない方が95年に発売された初代。表示されている方が97年に発表された改良版だと思われる。生産を中止したのは98年末なので、いずれの機種も2年ずつ程度しか作られていないようだ。
初代の価格は95年当時の雑誌をあされば出てきそうだけれど、2代目の価格はWebで見つかって、本体27万3千円、専用インターフェース7万2千円で合計34万5千円とのこと。

当時、自宅ではナナオの15インチのCRTを使っていた。何しろ、使っていたOSはOS/2とNTで、両方立ち上げられるようにしていた。Win3.1のソフトはOS/2のWin窓で動くのだけれど、95のソフトは動かず、このためNTを動かしていた。というわけで、強誘電性液晶好きでも個人でふらふら買う値段じゃないし、OS/2でも動かないのでさすがに手を出さなかった。

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by ZAM20F2 | 2017-04-12 21:04 | 液晶系 | Comments(0)

スペーサー

しばらく前の電卓の液晶セル、液晶が入っている部分の外側を見ると
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接着されている部分に、細長い棒のような物が入っている。これらは、セルの厚さを一定に抑えるためのスペーサーだと思われる。

スペーサーは接着剤部分だけでなく、液晶にも混ざっている。ただしこちらは棒状ではなく球状だ。
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この画像の黒い点に見えるのがスペーサー。この写真では分からないのだけれども、偏光状態を変えると
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スペーサーの回りは液晶の配向が違っているのが見えてくる。固体の表面では処理のやりかたで、分子は平行か垂直に並んでしまうために、球の周辺の液晶の並び方は平均的な並び方とは違ってしまい、見え方がずれてくる。
まあ、明るい状態で、多少位ところが出ても大勢に影響はないのだけれども、背景が暗いと
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スペーサー回りの明るさは光漏れになって、コントラストを下げる大きな原因になる。
というわけで、液晶テレビなんかには、こんなに素朴なスペーサーは使われていない。
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by ZAM20F2 | 2017-04-04 21:56 | 液晶系 | Comments(0)

液晶パネルへの結線数

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電卓の液晶パネル。8桁表示で、小数点や3桁単位の「'」記号もあるので、1桁あたり9個の別々の電極が必要になりそうだ。
すると、8桁×9と、反対側の電極1で合わせて73本程度の接続が必要になる。
だけど、分解してみたものをしげしげ眺めても、28本しか線が見当たらない。そして、さらによく見ると、そのうちの1本は接触していなくて、実際に使われているのは27本しかない。パネルの電極に比べると数が全然足りていない。
本数を減らすには……ドットマトリックスみたいな表示をすれば良いはずだ。単純なドットマトリックス電極には走査電極と信号電極があり、走査電極に順繰りに電圧を掛けて、そのタイミングで、その走査電極の上で表示したい信号電極にのみ電圧がかかるようにする。
電卓のパネルはドットマトリックスでは無いけれども、各桁を走査電極とすれば、走査電極が8本と、パターンを出す信号電極9本で合計で17本の電極があれば表示が出来る。

ただ、単純な駆動にしろ、走査電極を使う方式にしろ、結線があるのと反対側に導通させなければならない。というわけで、パネルをしげしげ見ると
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パネルの結線側に黒い点が3つある。それ以外の妙なところはないので、この3点が反対側の電極に導通している点であろうと考えられる。ということは、走査電極は3本ということになる。
調べてみると、走査電極3本の場合は信号電極3本でセグメント表示が可能である。
ということは、走査電極3本と信号電極3本×8=24で27本でOKということになる。
表示には、最初の-符号や、メモリーのM、エラーのEなどがあるのだけれども、そこの分は、3桁毎の「'」が、下の2桁程度は不要だし、一番上の桁の左側も不要なので、それでカバーしているのではないかと思う。



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by ZAM20F2 | 2017-03-26 18:02 | 液晶系 | Comments(0)

電卓の液晶ディスプレイから偏光板を外してみる(III)

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液晶セルの裏面の偏光板+反射板は前回紹介したように、暑さが0.2mm程度の薄い物だ。
反射板は金属光沢があるけれども、鏡面ではなく細かな凹凸があるように見える。
落射照明の偏光顕微鏡観察をすると、表面のざらざらさが目立つようになる。
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この写真の左半分は偏光フィルムで、クロスニコルの状態。反射板が見えないので、平らなように見える。ステージを回転していくと、偏光フィルムを通して反射板が見えるようになっていく。
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偏光板の下も、細かな凹凸がある構造担っている。
偏光フィルムも反射板も初期のディスプレイに比べると随分と改良されているはずだ。液晶ディスプレイが発達した理由の一つは液晶セルの外側にも改良すべき部材が山ほどあったからだと聞いた事があるけれども、液晶テレビに限らず、こんな単純なディスプレイでも同じことがいえるだろうと思う。

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by ZAM20F2 | 2017-03-23 21:25 | 顕微系 | Comments(0)

ひさしぶり……

絞り動作が固いのでクリーニングをするべく蓋を上げて、少し油断をしたら虹彩絞りが外れてしまった。
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はめ直すの、だいぶ久しぶりだったけれど、無事に戻り、動作も軽くなった。

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by ZAM20F2 | 2017-03-20 18:48 | 顕微系 | Comments(0)

電卓の液晶ディスプレイから偏光板を外してみる(II)

液晶セルの後ろ側には、偏光板と反射板がついたフィルムがはってある。それをはがすと、液晶パネル自体は透明になる。
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上が表面の偏光フィルター(検光子)、真ん中が裏側の偏光板+反射板である。右下の一部が偏光板がはがれて反射板がむき出しになっている。
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偏光+反射板に検光子を乗せると、乗せた部分は暗くなる。注意して欲しいのは、検光子の向き。液晶セルに偏光子+反射板が着いていた時には、明るくなる向きになっている(セルに着いていた方向からすると、偏光子+反射板は180度回転した状態担ってしまっているけれども、偏光子の軸は180度回転しても光学的な性質は同じなので、結果は変わらない)。液晶セルを挟んだ状態で明るくなっていたということは、液晶セルは電場を印加しない状態で偏光の向きを90度回転する能力があることを意味している。そして、電場により、回転能力が失われて、暗くなることになる。
検光子を裏表にすると、重ねても暗くならなくなる。
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外した偏光子+反射板をセルの下に入れると、再び文字が見えるようになる。
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偏光子+反射板は、全厚が0.2mm程度だった。普通の偏光子は両面に保護フィルムがあり、それなりの厚さになるのだけれども、ガラス板と反射板に挟まれているので、保護フィルムなしで使っているようだ。

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by ZAM20F2 | 2017-03-20 18:43 | 液晶系 | Comments(0)

マスク遊び(II)

マスク遊び(I)では、回折格子によって生じた回折パターンを制限することによりあるべき格子がなくなるという話だったわけだけれども、格子模様も見えない構造に対して、ある角度の光のみを通したら、その角度に対応する縞構造が出現してしまうのかというのが本日のお題。というわけで作ってみたのは
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というギョロ目珪藻の出来損ないのようなマスク。これじゃギョロ目というより寄り目だ。実は、もう少しギョロ目っぽい
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こんなのも作ったんだけれど、縞構造が狭くなってしまって、寄り目で撮影することにした。対物につけると
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こんな感じだ。
さて、試料だけれども、何でもいいというわけにはいかない。とにかく、穴の方向に散乱光が来る試料が必要だ。ということは拡散板の類いがいいはずで、頭に浮かぶのはMWSさんご推奨のEB-04なんだけれど、残念ながら手元になかったので、メンディングテープで試すことにした。
普通の画像が
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真ん中に筋が入っているのは、場所とか方向の特定が出来るようにカッターで入れた傷。この状態でのコノスコープ画像(ただしアナライザーは入れていない)は
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こんな感じで結構拡散フィルムとして悪くない感じだ。マスクをつけるとコノスコープは
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となる。いや、マスクのできの悪さが見えてますけれども、何しろ、思いついての試みで、マスクを最適化するのは後の話。このときの実画像は
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見事に出るべき方向に縞構造が出ている。マスクを回転すると
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と傷の方向は変わらないまま縞の無機は変わっていく。ここから試料を回転していっても
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縞の向きは変わらない。このときにコノスコープ画像は
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となっている。

さて、マスク遊び(I)の場合には、一定周期の構造を見ているので、波長により回折角が異なっていた。一方、今回は波長によらず同じ回折角の成分を取りだしている。ということは、対応する構造周期は赤い方が長く、青くなると短くなるはず。きちんとやるには、バンドパスフィルターを使うべきなんだけれど、とりあえず、RGBの成分をそれぞれに見ることにした。
もとの画像では見づらいので、適当なところを切り出している。まずは、RGB揃った画像
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続いて、R、G、Bの画像
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明らかに青い方が細かい縞模様になっている。

顕微鏡……奥が深い。
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by ZAM20F2 | 2017-02-22 20:59 | 顕微系 | Comments(0)

マスク遊び(1)

回折光を絞って画像を変えるなんて妙なことを始めたのはAbbe。そういえば、しばらく前にツアイスから出た復刻版の顕微鏡には、後ろ焦点面に差し込んでパターンを弄るプレートが付属しているらしい。
絞り付き対物も、後ろ焦点面のプレートもない場合にどうするかと言えば、要するに対物レンズに入る光を制限すればいいだけだから、対物レンズに取り付けるマスクをつければよい。
というわけで、作ったのが、
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斜めからみると
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もちろん、こんなのを取り付けて対物レンズの入射光を制限するのには、対物レンズ前面がそこそこ大きくなければならない。
というわけで、取り付けたのは金属顕微鏡用のSLWD。ELWDでも装着可能。
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サンプルは、前にも出てきたクロス回折格子。
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この状態でのコノスコープ画像は
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これにマスクをつけてると、コノスコープ像を1次元方向に制限出来る。
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このときの画像は
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続いてマスクを90度回転する。
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画像は
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と反対の縞模様となる。マスクの中心があっていないので、正確に45度縞を出せないのだけれど、回転方向によっては、画像は
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のように妙な構造となる。このときのコノスコープ像は
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である。
縦縞と横縞は、ある縞構造の一方を消したわけだけれども、最後のは、もとの画像にない縞構造を作り出している。

ということは、マスクの形によっては、もとの画像に明示的には存在しない縞構造が出現してしまうことになる。
それは……次回のお楽しみ。

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by ZAM20F2 | 2017-02-20 21:48 | 顕微系 | Comments(0)

縦縞

コンデンサの軸があっていると、対物レンズの絞りを絞ると、1次回折光は同時にきれて、格子がなくなるけれど、コンデンサの軸をずらすと
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のように0次光の他に一方の1次光のみを残すような状態も作れる。このときの画像は
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とクロス回折格子のはずのものが縦格子に見えてしまっている。
まったく相似ではない絵が得られる。
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by ZAM20F2 | 2017-02-18 21:53 | 顕微系 | Comments(0)